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夏の柑橘しごと、甘夏ピールをつくる。

こんばんは、ヤマネコです。

一週間ほど前に知人から無農薬の甘夏をいただきました。

スーパーで買うつやつやの柑橘類にはワックスがかかっていることが多いと思います。皮まで食べようと思うとそのワックスを除去する手間がかかったり、そもそも農薬は大丈夫かな?と不安がよぎったりするので、皮は掃除に使う程度で捨ててしまいます。

でもこうして時々いただける無農薬の果物は、丸ごと活用する方法を模索するようになりました。

 

すぐに作業ができなかったので、初日は実だけいただいて、剥いた皮を冷蔵保存。翌日から作業をスタートさせました。

一日目は、水を入れて火にかけるところから。一定時間加熱して、水を捨てて、もう一度同じ作業を。そして水に晒して一晩置きます。

二日目の夜、浸しておいた水を捨て、加糖して煮詰めました。

そのまま、また一晩置いて冷まし、翌日は蜜を切りながら干す作業に。

この時点でだいぶ透明感が増していました。

そして本日、干して三日目でした。

カラカラではなく、しっとり。

透け感もいい具合かなと、これで干し終わりにしました。

 

細かく刻んでラム酒漬けにすればお菓子づくりに応用しやすいかなと思ったのですが、今回は細切りに。

5mmほどに刻んで、ビニール袋の中でグラニュー糖をまぶしました。

使ったのはすべて甜菜グラニュー糖です。

できあがり。

 

干し始めと同時に完成した(残った)シロップは、炭酸割りに。

こちらもあっという間に完食です。

 

いずれも自分なりにおいしくできたと思うのですが、ちょっとだけ失敗したなと思うのは「甘夏の皮は苦みが強いから、苦味抜きはしっかりしたほうがいい」という情報だけを優先して、途中であまり味見をしなかったこと。

その結果、苦味を抜きすぎてしまったかなと。

 

他のオレンジ類もそうなのですが、私は「皮の苦味」が好きです。かなり苦めが好み。

それに苦味成分にこそナリンギンとリモノイドという身体によい成分が含まれているとのことだったので、次回は水に晒す時間の調節をするなど、苦味を残す工夫をしてみたいと思います。

また今回は時間と手間をかけてみましたが、圧力鍋のほうが簡単なのかなと思いました。

というような覚書きを、昨日のノートにしたためています。
(ちなみに甘夏に限らず「柑橘ピール」で一項目としました)

 

自己採点100点とはいかなかったけれど、久々のアレンジオレンジ、楽しめました。甘いものがちょっとほしいな、でもケーキだと重たいかな…というときに、このピールをつまむのもいいかなと。

いつもなら捨ててしまう皮を無駄にせず、丸ごと食す。夏の常備菓子に、甘夏ピールが加わりました。

 

本日の猫と、サーキュレーター。

甘夏を室内で乾燥させていた三日間、サーキュレーターをフル稼働していました。

背の低いサーキュレーターは猫もお気に入りで、直風すぎるのは嫌がるのですが、このくらいの角度でこぼれ風(?)に当たるのが好きな様子。

お昼寝も快適です。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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