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ココアをいれる、小さなコツ。

こんばんは、ヤマネコです。

関東にも連日「雪」の予報が出ています。

わが家の地域でも夕方から雨に混じってみぞれが降っていた様子。積雪の心配はないとか、雪の後の大雨に注意が必要とか、情報は色々入ってきても実際にできるのは備えを見直すことくらい。黙って自宅待機するしかないのが現状です。心配を始めればきりがなく、せめて気持ちだけは穏やかにすごそうと定番の雪活準備も進めておきました。

 

雪の少ない関東地方だからこそ、と毎年続けているのが雪の日のホットチョコレート。ただこうして雪予報が連日になってくると重たく感じ、代わりに飲みたくなるのがホットココアでした。

  • 純ココア:ほぼ甘味のないココア粉末で、甘さや深みもお好みのまま。
  • インスタントココア:多くは加糖ずみで、お湯に溶かすだけでおいしく飲める。

いずれの場合も、生姜を足したり、シナモンスティックを挿したり、マシュマロやキャラメルチップを浮かべたり。

美容にいいとか、ダイエットにも効果があるとか、色々情報も入ってくるけれど、私は好みの飲み方を模索するのが楽しいドリンクだと思います。

そしてそれぞれの淹れ方で気をつけている、小さなポイントがありました。

 

まず純ココア(加糖なしのココア粉末)で淹れる場合。

  • 最初は空の鍋にココア粉末だけを入れて、「粉を煎る」ところから始める。

これは料理家フルタヨウコさんのレシピで知ったのですが、こうすることで香りが立ち、ダマになりにくくなるのだそう。それまでは「あたためたミルクに粉末を入れる」という順番だったのですが、逆にしたことでたしかにぼそぼそと残りやすかったダマが減りました。

 

ただ最近は自宅に常備する製菓材料が減った(パン部に移した)ため純ココアも手元にないことが多く、飲んでいるのは主にインスタントココア。お湯にパウダーを溶かすだけ、という簡単ドリンクです。とくにコストコで買ってきたスイスミスがお気に入りで、とにかく甘いのだけれど、つい手が伸びてしまう。

そしてそのインスタントココアを淹れる場合にも、ずっと気をつけていることがありました。

  • カップには先にお湯を注いでおく。

いつもココアに使うのはマグカップなのですが、お湯が見えにくかったため今回はグラスで。

ホットミルクでつくるココアの場合も同じで、カップには先に水分を注いでおきます。あとはひたすら、かき混ぜるだけ。小さな泡だて器があれば便利ですが、スプーンやフォークでもよいと思います。

これもただただ順番の違い。それでも「粉末にお湯」より「お湯に粉末」のほうがダマになりにくいなと。

また私の場合、たっぷり飲みたいがため無意識に「お湯をたくさん注いでしまう」という悪癖があったのですが、お湯が先だと調節しやすい(注ぎすぎたら減らしやすい)ので、できあがったココアが薄すぎるという失敗もしにくくなりました。

 

先に空のカップに粉末を入れる場合は、少量の水分(大さじ1くらい)で粉末を練ってペーストにし、それからお湯(レシピによってはミルク)を注ぐことでやはりダマができにくくなります。純ココアなどをカップで溶かす場合はそのほうが安心かもしれません。

ただ愛飲しているスイスミスの「マシュマロ入り」だと、練っている間にマシュマロも目減りしてしまうので、やはり「お湯に粉末」が理想の順番のように思いました。

 

いずれのポイントも大した手間がかかるわけではないし、新たに道具や材料が必要となるわけでもないし、順番を変えるだけ。だからこそ慣れるまで意識しないと忘れがちだったのですが、できあがりが変わるので今はこれらの方法を取り入れるようになりました。

加糖されているドリンクは飲みすぎないことも大切だけれど、一日一杯くらいであれば自分を甘やかしてもいいかな、と思いながら楽しんでいます。

 

本日の猫。

壁に向かって、彼は何をしているのだろう? としばらく観察してしまいました。

どうやら自分の影が気になる様子……鏡に映るそっくりさんにはだいぶ慣れてきたのですが。

影って、光源によってはかなり巨大化しますもんね。自分の影だとは思えないのかも。かわいすぎる。

でも猫だって「何かおかしい」と気づく。こいつ(影)はどうやら敵ではないなと。

そして次の瞬間、観察していた私と目があってしまい、影のことはすっかり忘れて今度はこちら(新たな敵?)にとびかかってくるのでした。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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