こんばんは、ヤマネコです。
冬になるとちょっと楽しみになるのが柚子茶。自宅で簡単につくれると知って、今年は挑戦してみることにしました。
柚子茶とは?
韓国で広く飲まれているお茶。茶葉ではなく柚子皮に砂糖を加え、見た目はジャムのよう。熱湯などで割っていただきます。
レモンの三倍と言われるビタミンCが含まれており、風邪予防や美容にもよいそう…ですが、加糖の分カロリーも高めなので、ダイエットなども考える場合はハチミツを使ったほうが理想的(ただ、今回は砂糖で)。
自宅でつくれば何かとアレンジもしやすいので初挑戦です。
材料
- 柚子…好きな量(今回は6個)
- 砂糖…柚子一個に対して100g(今回は600g必要でしたが、400g使用)
実際に柚子茶に使ったのは、「皮」と「果汁」(+砂糖)のみです。初手づくりのため色味も見たくて、白い甜菜糖を使いました。
必要な道具
一般家庭にあるだろう包丁、ボウルなどの道具を除くと「煮沸消毒した瓶」が必要です。瓶は小ぶりな柚子6個に対して1Lサイズを使い、十分余裕がありました。
無印良品でも取り扱いのあるフィドジャーを、蓋と一緒に煮沸。
大きめのジャムの空き瓶など、再利用で使える場合も。小さな瓶で複数個に分けてもいいと思いますが、途中で「振る」工程があるので、少し余裕をもたせて詰めると楽です。
工程
メインで以下のレシピを参考にさせていただきましたが、色々なレシピを取り入れながらつくりました。
私が実践したつくり方
- 柚子をしっかり洗う。
- 上下半分に切り、種をとり、果汁を絞る。
- 中ワタ(果実+薄皮)と、ヘタを取り除く。
- 皮を5mm厚、3~5cmに刻む。
- 柚子皮スライス+果汁に、規定量の砂糖半分を和える。
- 5で砂糖を絡めた柚子皮と、もう半分の砂糖を交互に瓶に入れていく。
- 交互に入れて、最後は「砂糖」で表面を覆うように。
- 瓶の口を閉じ、常温に置く。
- 一日一回瓶を振って、二週間ほどで完成。
他のつくり方も確認しましたが、現在自宅にあるものだけで、光熱費や手間を減らせる方法を選びました。
私はまずは柚子を一通り切って、絞って、それぞれの部位に分けました。この時点で絞り切った中ワタと種はよけておきます(ヘタは捨てるか、中ワタと一緒にしておく)。
それから皮をスライスして、絞った果汁、半量の砂糖と和えます。
これを瓶の中に「(もう半量の)砂糖」と、層になるように重ねていきます。最後は「砂糖をかぶせる」ように。
果汁がしみ込んでキレイな層になりませんでしたが、できました。あとは毎日軽く振りながら、二週間待ちます。
最後まで使い切る
そんな柚子茶づくりの工程で、余った部分も使い切る方法を取り入れました。
中ワタは入浴剤に
しっかり絞り切った中ワタは、捨てる方(触れられていないレシピ)が多かったのですが、香りが良いので使おうと思います。
不織布タイプの排水口ネットに入れて、口元を結び、お風呂へ。
お湯に入れても、ただ置いて香りを楽しむだけでも気持ちよかったです。
不織布ネットに入れたので、入浴後はこの袋で浴槽を掃除。弱酸性効果&スポンジ代わりになりました。
種は、化粧水に。
種は優秀な化粧水づくりに使えるそう。作り方は、種を2~3倍の水に漬けておくだけ。とろみ(ペクチン)が出て、これが美肌に良いのだとか。
私は肌断食をしている関係で化粧水はいらないのですが、ボディケアやハンドケアに使おうかな?と試すことにしました(後日の更新)。
果汁が余ったらぽん酢や料理に
今回「果汁」は柚子茶の材料に使いましたが、たくさんあるレシピの中には「果汁を使わない方法」も見かけました(皮をハチミツ漬けにするパターンが多かったです)。その場合の果汁は、ぽん酢をつくったり料理に足したりと多用途に使えそうです。
おわりに
柚子茶だけ、柚子湯だけ、化粧水だけ…でなく、色んなことに一気に挑戦できました。
厳密に言えば柚子湯に使った後の果実は捨ててしまいましたが、十分使い切った感が。こうして毎年ちょっとずつでも、季節を楽しみながらの暮らしを続けていきたいです。
本日の猫。
猫ですよ。
今日のコーデタイトル。
深く考えずに庭先まで出た結果、出勤時のお隣さんに二度見される、冬。
#割烹着 #猫たんぽ pic.twitter.com/ipMRUEKbqW
— ヤマネコ@ネコハウス (@lynxes22) 2015, 12月 22
ヒールを履いているのは許してください。
入っているのは、うちのファルコンです。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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