こんばんは、ヤマネコです。
少し前に、とあるクリニックに予約を入れました。
クリニックは駅からほど近いビルの一角にあり、規模としてはこぢんまり。とはいえ中は広々とした雰囲気で、外からの視線はさえぎるように造作された待合室には清潔感と開放感がありました。
指定の時間は15時。初めて訪れる場所への不安もあって少し余裕を持って出発したため、到着したのは14時頃。こういうときには必ず文庫本などを持って行くので、予定時刻まではのんびり待てそうかなと。完全予約制なので次から次へと予定外の患者さんが訪れることはないはずと思い、先に受付だけをすませた後は広々としたソファに一人腰かけて本を開いたのでした。
待合室から診察室へ、呼ばれて移動したのは予定の15時より少し前のこと。時刻を含め到着時に想像していたとおりの流れではあったのだけれど、その一時間をすごす中でじわじわとふくらんでいたのが「失敗したな」という反省の想いでした。
失敗したのは、到着時間。何も考えずに早く着いてしまい、待合室ですごさせていただいたのですが、今の世情を考えれば一時間も前倒しで押しかけるのは配慮不足だったなと。
そもそも最初に電話をした際にも「三密を避けるために予約の間隔を開けている」と言われていたんです。そのときは単純に「だから予約がとれるのは少し先の日程になる」という説明だと受け止めてしまいました。
でも三密を避けるのが目的であるなら、患者側が一時間も早く到着しては台無しではないかと。待合室ですごしている間に自分の迂闊さに気づいて愕然としたのでした。
病院の予約など、こういう場面での早めの行動は良いことだと思いこそすれ、誰かの迷惑になるとは考えたこともなかったんです。
幸いそれでも待合室が混雑する様子ではなかったけれど、そのことに気づいた後は自業自得でずっとそわそわ。私よりも後に訪れた他の患者さんが、名前を呼ばれて診察室へと入っていかれるときはとくに。
自分の番がくるまで延々と反省し続け、次からは気をつけようと心に決めました。
一年前ならもう少し注意していたかもしれません。人と会うこと、どこかに行くこと、一つ一つを手さぐりで気をつけていたから。
最近は良くも悪くも今の状況に慣れてきていて、緊張の糸がゆるみがち。心配をする一方で、どこか「大丈夫かもしれない」という慢心が生まれていたように思います。
ワクチン接種が始まった今になって、油断による感染につながるのは自分でも心から避けたいこと、改めて気持ちを引き締めて暮らしていきます。
本日の猫。
今月も届いた通販の梱包材、ダンボールに収まった弟猫。
手を差し出すと、すりすり。
私が撫でている、というより、自分から私の手に身を寄せてくれています。
人間の手でよければ、いつでもお貸ししたい……と思いつつ、忙しいときはお待たせして申し訳ないばかりです。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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