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和晒ヘリンボーン織の、ガーゼケット。

こんばんは、ヤマネコです。

入梅前の5月頃、念願のガーゼケットを購入しました。そして梅雨明け前だというのに連日の暑さにぐったりしながら、その一枚の快適さを強く実感しています。

購入したのは「和晒ガーゼケット」。

この和晒(わざらし)でつくられた品にずっと憧れていました。

和晒製法は昔ながらの製法で、4日間ゆっくり時間をかけてすみずみまで、不純物や汚れを取り除いていく製法です。今では主流の洋晒し製法は、薬品を使用し最新の自動精錬機を使い数十分で仕上げていきます。
商品ページより

一般的に和晒で4日かかる作業が、洋晒だと40分程度で終わるそう。その手間・時間が使い心地につながるのであれば無視できません。とはいえ使用感などは未知のものだったので、まずはミニタオルを購入し一年以上使ってみました。以前にも少しご紹介したもの(顔用)です。

  • やわらかさは増したのに、生地の傷みは感じない。
  • ほつれ、毛羽立ち、気になる劣化なし。

結果すごく長持ちしそうだなと感じ、ようやく通年使えるようなガーゼケットを買おう! と決心。ミニタオルと同じお店で買うか迷ったのですが、他に気になるものを見つけたので、思い切ってそちらで。

何が気になったのかというと、

(よく見えなくてごめんなさい)ヘリンボーン織りであること。

正直なところ寝てしまえばまったくと言って良いほど柄は見えないし、感触もわかりません。でもヘリンボーン織りの生地は一般的な平織りのそれより強いイメージがあります。

またこれもわが家独特の視点かもしれませんが、平織りガーゼは猫の爪による被害が大きく出る気がするんです。抱っこしているときにガーゼ生地の衣類に爪をたてられて(気持ちよくても爪が出てしまう猫)穴やヨレができたことが何度もあり、これも「ガーゼ」を選ぶ上での課題でした。それがヘリンボーンなら被害も軽減するのでは? と。

 

ミニタオルのお店の同等品(シングルサイズ)と比較すると、

  • ミニタオルのお店:平織り六重ガーゼで一万円弱。
  • 私が購入したお店:ヘリンボーン二重ガーゼで五千円弱。

お値段がほぼ半額だったのも決め手になっています。

いずれにしても去年まで1500円くらい(定価の半額)のタオルケットを使っていた私が買うには高価なものでした。

 

そして早速試し始めて二ヶ月ほど経過。ここ一ヶ月ほどはガーゼケットだけで眠るようになったのですが、すごく快適です。

昨年まで使っていたパイル地のタオルケット(やはり綿100%)も嫌いな感触ではなかったけれど、ヘリンボーンのガーゼケットはまた全然違う肌触り。さらっとしていて、肌が汗ばんでいてもまとわりつく感じがなく、過去に使っていたガーゼケットよりも涼しいです。

(写真の彼は最近布団の中まで入ってきませんが)こんな感じで。毎日の睡眠がより良質になった気がします。

あくまで貧乏性の私の感覚ではありますが、寝具は「少し上質」のものを選びました。妥協はしない、でも高級でなくていい。使い心地は勿論ですがコスパにつながる寿命も大事。

洗濯頻度の高いガーゼケットも寿命は長くないかもしれません。それでも大切に使って、五年、十年とおつきあいできたらいいなと期待しています。

 

本日の猫は、まだ寝室から。

これだけガーゼケットの上でゴロゴロさせていますが、実は本当の寝床はこちら。

空になった衣装ケース(今は猫用品入り)が、夏季限定ベッドです。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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