こんばんは、ヤマネコです。
つい先日、知人から七十二候の本をプレゼントしてもらいました。
この本の表紙を見て、私は「ななじゅうにこう」と読んでしまったのですが、正しくは「しちじゅうにこう」でした。
七十二候
農作業や行事の指標となった「二十四節気」(中略)二十四節気の、ひとつの節気をさらに3つに分けたのが「七十二候」。
一年を四分割すると、四季。春夏秋冬。
十二分割すると、十二ヶ月。
二十四分割したものが、二十四節気。立春、夏至など。
更に今回の、七十二候。
単純に一年を七十二分割するというより、ひと月を「初旬・中旬・下旬」と分けるように二十四節気も「初候・次候・末候」と三分割する(=七十二)と考えたほうがわかりやすいかもしれません。
これは時計やカレンダーのない時代、人々が季節の移り変わりを知り、四季とともに暮らすための知恵だったようです。
季節の台所しごと
この本を贈ってくれた知人からは難しいことを学びなさいといった意味合いではなく、「季節の食材や植物を見るのにいいよ」と、台所しごとへの参考書感覚でいただきました。
たとえば「春分」の項目を見ると…
- 小カブ、タラの芽、桜えびなど旬の食材。
- ツクシ、モクレンなどの植物。
- 鳴き声だけ聴こえることもあるヒバリなどの鳥。
- 春のお彼岸などの行事。
食材についてはちょこっとレシピ(春分は混ぜごはん:レシピなどの数は二十四節気分です)もついてフルカラーで掲載。それが二十四項目あるんです。
たしかに同じ春でも「春の初め」なのか「春の終わり頃」なのかで食材(の種類・状態)だって全然違うと考えると、私の暮らしにはすごくいい参考書になってくれそう。二十四節気とあわせて生活になじませていきたい、そんな知識が詰まった一冊でした。
台所しごとに活躍するアイテムの買い足し
素敵な書籍との出会いもあって、本日は春分なり。台所しごともはかどりそうな(暦の上で)春の半ばを迎えています。
そんな中で、最近こちらを買い足しました。
無印良品の割烹着、墨黒です。2015年から色違い(生成り)を愛用しておりまして、とうとう黒も手に入れました。
もともと諸事情から割烹着は買い替えるつもりでいたのですが、無印良品でリピする予定はとくになく…正直、セール価格(半額!)に大きく一押しされての購入です。
昨秋、栗や柿の渋(着色汚れ)に悩んだことを思い出し、色は黒に。墨黒がセールになっているのを見るまでこのトラブルについてはすっかり忘れていたので、結果的によかったかもしれません。
おわりに
昼と夜の長さがほぼ同じになると言われる春分を過ぎ、これからの朝はちょっとずつ日の出と競争になりますが、それでも私の暮らしは割烹着とともに。
春のお彼岸中でもあるので、牡丹餅づくりからの出番です。
本日の猫。
天気予報チェックで明日は寒さが戻ると知り、今日は寝具を洗濯しました。それをベランダに干しに出たら猫たちもぞろぞろと…。
干しておいたクッションも大活用(干してるんですけど…)。
ホントに寒くなるかなあ?
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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