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三が日明けの、包丁研ぎ。

こんばんは、ヤマネコです。

三が日が明けて始めたことや行ったことがいくつかあるのですが、その一つが包丁研ぎでした。

本当は年末のうち、御節づくりを始める前のタイミングでしておきたかったのだけれど、その御節づくりをだいぶ前倒しでゆるゆるとスタートしてしまいました。包丁を研いだり鍋を磨いたりする機会をうまくとれずに年が明け、三が日はできるだけ家事を休んだため、それから改めて台所道具のお手入れを始めることに。

説明書どおりに使っていてもだいぶ黒ずんできていますが、砥石は市販の中砥石(#1000前後)と呼ばれるもの。粗すぎず、細かすぎず、一般家庭であればこれ一つでなんとか補うことができるそう。

台座に固定されているので両面で研ぐことはできないものの、場所を問わずに使えて便利。ひっくり返せないことを不便に思ったこともありません。

包丁のほうはステンレス製。私の素人仕事の腕では美しく仕上げるのが難しいものの、それなりに困難せず進められるようになっています。果物の皮をむくときなど、ちょっと手間取っていた刃が無事に切れ味を取り戻しました。

ついでに年末年始に酷使したまな板も、専用のまな板削りを使ってつやつやに。

普段はもちろん食器類と同じように洗うだけのまな板。この専用品を使う際は表面を削り落とすようなお手入れ方法になるので、あまり多用しすぎないよう年に数回程度にしています。

 

三が日といえば、刃物を使うのを避けるべき期間。

それ以外にも、あくを出す(悪を出す)料理をつくってはいけない、水仕事をしてはいけない(洗い流すことは縁起が悪い)、お賽銭以外のお金を使ってはいけない(出費の多い年につながる)など色々と忌事がある年明けの三日間。そういった家事をしないためにも年末に御節やお年玉を用意しておくのが習わしなのだと思います。

そうはいっても、御節があっても、わが家ではある程度の家事をやめることができなかったし、多少の出費もありました。何度か柿をむいたので、刃物も使ってしまったなと。

昔の習わしどおりの満点生活はできないし、それを目標にしているわけでもないけれど、今年は私にとって少し休める三日間になっていました。そうしていつもより休むことができたので、明けて四日目からの新年はいつもよりさくさく家事をこなせているように思います。

まだお正月気分が抜けきってはいないのだけれど、日常を取り戻す移行期間と思いながらすごしています。

 

 

本日の猫。

りすは以前の福袋に入っていた猫のおもちゃ。時々洗っては今も現役。

彼の上にのせたのは私ですが、持ってきたのは弟猫自身。

最初のうちは他のおもちゃにご執心だったと思うのですが、いつの間にかすっかり仲良しです。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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