こんばんは、ヤマネコです。
今日は七夕。でも、竹の日でもあるそうです。
そんなわが家では色々な竹製品のお世話になっているのだけれど、一番のお気に入りが竹かごと竹ざる。
昔はどちらも「おばあちゃんの家にあるもの」というイメージだったけれど、今は私自身がそういうデザインを好むようになりました。
ざるの一部は実際に祖母が暮らしの中で使っていたもので、それを受け継がせてもらっている。そんな道具の背景にも喜びを感じるのでした。
竹かごのほうは五年ほど前に自分で購入したものなのですが、そのとき思い立って同梱したのが「竹酢液(ちくさくえき)」というもの。
実は到着時に誤って落下させてペットボトル容器が変形してしまったため、自前のものに移し替えた後の写真なのだけれど、中身は濃い紅茶のような液体。光の加減で黒く見えますが、もう少し透明感があります。
ただし蓋を開けると燻した強烈なにおいを持つ、竹由来の木酢液の類型です。
竹酢液の用途としては、入浴剤、民間療法の薬代わり(水虫対策やうがい薬など)、野菜の病害虫予防や対策、生ごみの悪臭対策、そのほか様々な活用方法があるのだそう。
私が購入したのは500mlの量でしたが、用途によっては10倍、100倍、それ以上とかなり希釈しながら使うため、この一本でもだいぶ長持ちしました。使用期限がないそうなので、一本買うたび2~3年使い続けています。
多用途とは知りつつも、私はちょっとこのにおいが苦手で家の中での活用方法はほとんど試していません。使うのは屋外。家庭菜園の虫対策に活躍してもらうようになりました。
入浴剤などの用途でも使える竹酢液であれば、殺虫剤と銘打たれているものより少し安心かなという感覚。ただにおいの強さが気になるため、ご近所さんに迷惑がかからないよう強風の日を避けたり、できるだけ日をおいたりして使っています。もちろん自宅の窓もできるだけ閉めた状態で。
実は何度か書いている、数年前に発生してしまった「バイカウツギのアブラムシ対策」にも一役買ってくれました。その場で殺虫効果を発揮するほどの効果はなかったけれど、翌年以降も虫の予防効果は実感できています。
唯一、最初の年に失敗してしまったのが希釈濃度。濃度を上げるほどいいのかと思っていたけれど、そのぶんにおいが気になる上、植物にとっても刺激が強く枯らしてしまう危険性があると聞きました。
幸い実際に枯らしてしまうほどのトラブルは経験せずにすんだのですが、以降、庭で使う場合も100倍以下にはしないように心がけています。
(予防の場合は300倍、発生した虫対策には100倍を目安にしています)
木酢液は、材料となる木の種類を問わない総称だそう。ただその木の種類によって有用性は異なるようで、購入するときは気をつける必要があるのかなと。
一方、竹酢液は竹の種類に関わらず成分はほぼ一定。殺菌力の高い蟻酸が木酢液より多く含まれ、逆にタールは少ないとのこと。そのぶん木酢液よりも少しお高いイメージだったのですが、だいぶ長持ちすることを考えれば満足しています。
竹にちなんだテーマ、と考えていて思い出した竹酢液。たなばたとはかけ離れた内容になってしまったけれど、当家の地域は残念ながら雨予報です。実際には降らずとも曇り空が広がるばかり。
とはいえその雲の向こうに広がる星空を思い描きながら、今夜も空を見上げてみようと思います。
本日の猫。
今日も元気な弟猫。
昨年末に買った福袋に入ってきたおもちゃをとても気に入っているようで……
私が振らなくてもひたすら遊んでいます。
どうか彼らの穏やかな日々が、これからも続きますように。
たなばたに限らずこれが一番の願いです。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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