こんばんは、ヤマネコです。
十年ほど前に購入したシェルタイプの椅子は今も愛用品の一つです。
すでに販売終了品なのですが、T42(tea for 2)というデザインチェア。座面は真っ白な合成樹脂の一体型です。水拭き可能で衛生的に使えるところも気に入っています。
- 過去記事:猫もよろこぶ、マリスカルチェアの進化。
穴がたくさんあるので猫も楽しい、というのがわが家にとってはぴったりでもありました。
わが家にはソファがないのでこの一人用の椅子はリビングを中心に大活躍。今も本体に大きな劣化はないのですが、実は数年前から脚のキャップに亀裂が生じていました。
それが昨年とうとう真っ二つに。
左側は問題ない状態(汚くてごめんなさい)のもの、右が割れてしまったもの。二脚ある椅子のすべての脚(八本)を確認したけれど、一つの椅子に対し一ヶ所ずつ劣化が進んでいました。
椅子自体が販売終了しており、専用のキャップを手に入れることは難しそう。となると問題ない三ヶ所もまとめてキャップを新調するほうがいいのかなと。百円ショップでも汎用性のある椅子脚キャップを見かけたので検討を始めました。
ただ今回の椅子の場合、露出した金属脚の断面がやや凶器。最寄りのお店で見かける薄手のシリコンキャップで対応できるか心配になりました。
色々と悩んで購入したのが、厚みのあるシリコンキャップに底だけフェルトのついたタイプ。
必要だったのは最大で二脚分なのですが、四脚セットで販売されているものを買いました。先にも書いたとおり、金属脚の露出部ですぐにシリコンがダメになってしまう可能性もあり、ひとまず予備があるのはいいかなと。
またシリコン素材の部分は猫の毛がつきにくそうな感触で一安心。それでも底にフェルトがあると毛を拾ってしまうだろうなとは思うのですが、今回はフローリングと絨毯(カーペットタイル)の上で使うことを想定し、多少すべりの良さを優先してフェルトつきを試すことにしました。
サイズは椅子の脚の直径にあわせて(今回はSサイズを)購入。
さっそく装着してみたところ、思っていた以上にぴったりです。椅子脚や床の色によって印象の違いはあると思うけれど、シルバーの脚とグレーの床だと強烈な存在感もありません。
ベージュのフェルトも装着した後はほとんど見えなくなりました。
以上の交換を終えて、現在一ヶ月ほど。今のところ気になる欠点などはありません。やはり裏のフェルトに多少ごみはつきますが、そこは私の床掃除の頑張り次第ともいえそうです。
人間も座るけれど、主に猫たち(最大まで積み重なっても20kg以下)の寝床になっていることが多く、大きな荷重がないおかげかフローリングにも絨毯にも圧痕などは残っていません。絨毯の場合は多少残ってもしばらくすると消えている程度です。
逆にキャップ本体も今のところトラブルなし。時々ランダムに外して内側の様子を確認してみるのですが、金属が食いこんだようなひどい摩耗はなさそうです。これもメインで使っている猫たちの軽さのおかげかもしれません。自然とキャップが外れて困ることもありませんでした。
もしかしたら百円のキャップでも満足できたかもしれないけれど、今回は長らく迷って少し強度がありそうなものを選びました。今後のキャップの耐久性にも期待しつつ、十年目を迎える椅子の部品交換ができて大満足です。
本日の猫。
その椅子の上でなかよくしていた兄弟猫の撮影に成功。
兄猫たちの写真はなかなかこんなふうに撮れないので嬉しくなってしまいました。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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