こんばんは、ヤマネコです。
しばらく何も植えずに放置していた花壇に雑草が大量発生してしまいました。
スギナです。
少し前までツクシが生えていた場所。スギナは同じ地下茎から生える植物だそうなのですが、いずれにしても繁殖力が旺盛で、抜くのも相当大変。地道に抜いてきれいにしても必ず根の見落としがあり、あっという間に元通り。
引っ張ると途中で切れてしまうし、地中ではびこる根がわずかでも残っていれば延々と生え続けるためイタチごっこになるのでした。
このスギナを一掃しないことには他の植物も植えられません。ということで、今年はひとまずスギナ用の除草剤を使おうと家族と相談し始めたところ。ただその前に、やってみたかったのがスギナしごとでした。
- お茶
- 湿布
- 入浴剤
などにスギナが使えるそうなのです。手持ちの本にはまだまだ活用法が掲載されていましたが、まずはお茶を淹れてみることに。
スギナ茶の効能は、利尿作用によるデトックスや、自律神経の調整といわれています。健康茶としてもめずらしいものではありません。
ただし微量のニコチンが含まれていたり、ビタミンB1を分解するチアミナーゼという成分が含まれていたりと注意点も多いそう。妊娠中の方、小さな子ども、心臓や腎臓系の疾患がある方などは控えるようにとのこと。
また健康な人でも長期的な多量摂取がよくないのは、スギナ茶に限らずどんな食品にもいえることだと思います。
私自身は比較的健康体なので、適量を飲むぶんには問題なさそう。何より今年は骨活を意識しているので、ミネラルの宝庫、しかもカルシウムまで豊富といわれるスギナ茶は積極的に試してみたいお茶でした。
- 過去記事:かかと落とし、はじめました。
- 過去記事:グリーンマテ茶、はじめました。
そんなスギナ茶のつくり方は簡単。
- 収穫したスギナ(葉の部分)をよく洗う。
- 数日かけてしっかり乾燥させる。
- 急須で煎じる、鍋ややかんで煮出す。
いってしまえば、きれいにした葉を乾かして煮出すだけ。
私は束ねて干すことに。
お惣菜などについてくる輪ゴムと、百円ショップで購入した麻ひもでつるしました。
翌日にはだいぶ乾燥しており、数日であっという間にパリパリに。
どうやって葉を落とそうかと悩んでいたのですが、乾燥した束をボウルの上などでトントンと揺するとぽろぽろとこぼれてくるのでそれを集めてお茶にしました。
ひとまず乾燥葉を1gほど。
これを茶こしに入れて、カップ(色を見るためにグラスを使用)の中で三分蒸らすと色が出てきました。写真だとちょっと薄く見えますが、思いのほかしっかり色が出ました。
上から撮ったときのほうが実物に近い色に見えます。
恐るおそる飲んでみたところ、えぐみなし、甘味なし、強い苦味なし、草っぽい香りはするけれどそれがかえって爽やかで、想像以上に飲みやすいお茶ができました。
意気揚々と挑戦してみたものの、こんなに手軽においしい健康茶ができてしまったことにはびっくりしています。
雑草としての存在感は本当に強烈で、家族はもう見るのも嫌だと言い始めていたのですが、まさかのおいしい収穫品に昇格。
あえて育てるような植物ではないと思うけれど(むしろ畑には持ちこまないことをおすすめします)育ってしまった以上は活用させていただくことに。
しばらくしたら除草剤で駆除する計画を進めていますが、それまではゆるりと楽しませてもらおうと思いました。
本日の猫。
たまたまインターホンが鳴りました。
家族が出てくれたので、私は耳をぴくぴくさせている弟猫と待機。未だにちょっとしたお客さまも警戒してしまう彼でした。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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