こんばんは、ヤマネコです。
私が自分用に購入した初めての洗剤が、緑の魔女シリーズでした。それを最近、木村石鹸の台所用石けん「SOMALI/そまり」に変更しました。
木村石鹸 そまり
今回の洗剤変更は、製造元の木村石鹸さんから試供品をいただいて使い始めたのがきっかけ。でもそまりシリーズのコンセプトには以前から興味があってお受けすることを決めました。
そまりの基になっている純石鹸は、食用レベルのヤシ油を、大正13年の創業以来受け継いできた釜焚き製法で、職人が舌で確かめながら、丸一日かけて作ります。
熟練の勘と技でつくった石鹸は、脂肪酸の配合が絶妙で、手肌と環境への影響を最小限に、洗浄力と生分解性のバランスのよい石鹸洗剤を実現しています。
石けんをつくるのに「舌で確かめる」ってすごい。
気になる「汚れ落ち」
これまで使っていた緑の魔女は肌にやさしい弱酸性で、不満なく長年リピートしていました。ただここ数年はパンやクラッカーの生地を手ごねする機会が増え、ハンドソープ代わりに食器用洗剤を使うようになりました。そして手についた油っぽさを落とすのに、緑の魔女だと時間がかかるのが気がかりに。
今回それを使い切ったタイミングでそまり(石鹸=アルカリ性)を導入したところ、やはり油落ちが違う!かといって手肌への刺激を感じることもなく、すすぎ後のヌメリもなく、気持ちのいい使い心地が続いています。
「料理をする場所」と「香り」の関係
私の好みの洗剤は「無香料」、キッチンではとくにそう思います。料理をする場所なのだから、素材の香り、料理の香りだけを感じたい。
ただ石けんには意外とそれが難しく、無香料=原材料の存在感(油臭さなど)が残っているものもあり、ナチュラルなものほど苦手と感じることがありました。
そまりには香料(天然精油)が含まれているため不安もあったのですが…実際に使ってみたら、その香りはとてもほのかで爽やか。しかも使用後はほとんど残りません。当然油臭さもなく、これはすごくよかったです。
そまりは「無添加」ではないけれど
少し前に公式ブログに掲載されていた説明を読んで、以前から気になっていたことに解決の糸口が見えました。
SOMALIシリーズ商品は「無添加石けん」とは言えません。(中略)例えば、エデト酸などのキレート剤、蛍光増白剤といった人体や、環境面にも問題の多い添加剤については、当然、添加されていない方が良いわけですが、炭酸塩、重曹、クエン酸塩、アルギン酸塩及び乳酸等といった所謂「ナチュラル原料」については、石鹸との相性が良く、添加する事で、石鹸の洗浄力や起泡力などの性能がより一層高まります。(中略)SOMALIでは無意味に「無添加」を追いかけるのではなく、あくまでも、石けんの能力を最大限引き出すという事を最優先に商品開発を行っています。 – 公式ブログより
前項の「香料」もそうなのですが、「無添加」の表記を妄信してしまうのではなくて、「何が添加されているのか、いないのか」を確認することが大事だと改めて感じました。
そのままのボトルが好き
先日、詰め替えをくり返すボトルの衛生面が気になる、という記事を書きました。対策として定期的な「ボトル本体」の買い替えをすることに。
その場合、たとえ100円ショップであっても「空ボトル」を買うより、「中身入りでお気に入りの商品」があればそのほうがゴミも減り、私にとっては理想です。その点でも、そまりは文句なし。
最初から「ポンプ型」というのも便利。寒い季節のせいか私の使用頻度が低いせいか、時々詰まらせることもあったのですが、口をスポンジで押さえて1~2回プッシュすれば解決しました。
ボトルはシンプル、見た目はナチュラル。
出しっぱなしでも美しい。
そまりを「以前から気になっていた」と前述しましたが、正直それは「見た目」への興味でした。今は中身共々満足しています。
…使わないときは、鍋や食器と同じくしまっておくんですけどね。
石けんもメイド・イン・ジャパン
ここ数年、食品やファブリックを選ぶときに「国産品」を意識することが増えました。なのに洗剤はあまり考えたことがありません。むしろ海外製品を求めてしまうことも。
でも日本には昔から良い石けん、洗剤を作っている会社がたくさんあって、木村石鹸もその一つ。品質のよい原材料を使い、職人さんの手によって丁寧につくり上げられた商品には、改めて愛着を感じています。
今回はお試しでいただいたものを数週間使っての感想でしたが、これは自分でも買う予定。次は詰替え用を購入し、それを使い切ったタイミングでボトルも新調しようかなと。
ちょっと高いかな?とも思ったのですが…そもそも私は洗剤を多用することはないので、ハンドソープも兼ねて自分が気に入ったものを選ぶことにします。
正直、食器洗いより手洗い用の出番が多そうですが、それだけ不安なく使えるものだと実感できました。
おわりに
わが家のシンクにはもともと洗剤やスポンジを収めるカゴやまな板スタンドがついていました。それを外して三年経過。2012年のシンクまわりがこちらです。
このあと「カゴを撤去」、それから「スポンジは干し、洗剤は収納する」というシンクまわりをすっきりさせる方法へと少しずつ変化していきます。
そまりは出しっぱなしでも気にならない雰囲気ですが、収納しておくにもコンパクトで便利。今後の使用感にも期待しながら長く愛用していきたいです。
本日の猫。
最近、香箱座りで上手にしまわれている手を観察し続けています。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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