風にも負けず、使い捨てずのお墓参り。

こんばんは、ヤマネコです。

あと一週間ほどで、春彼岸に入ります。

お墓参りには月に何度か出向いているけれど、お彼岸の時期は少し特別。いつもと大きく違うことをするというわけでもないので気持ちの問題なのですが、そんな意識からの準備もあって、先日お墓参り用の「ライター」を買いました。

 

ライターといえば使い捨てのものがまだたくさんあります。ただ、今回はあえての買い物。お線香に火をつけやすいこと、という必須条件があったからです。

アウトドアライフに慣れていないからかもしれませんが、うちの家族は(もしかすると親族そろって)「外で火をつける」という作業に苦戦しがちです。バーベキューでも花火でも同じように感じていたけれど、束になったお線香への着火はとくに難易度が高い気がしていました。

 

そんな中で、たまたま家族が購入したライターが感激するほどの使いやすさだったんです。聞いてもどこで買ったか思い出せないらしく、本当に偶然、手にしたものでした。

とにかく、束のお線香に、まんべんなく火がつけられる。それだけで大満足。

これはすごい! と家族そろって大絶賛。大事に活用してきたものの、そろそろ中のガスがなくなってきているようだったので同じものをさがして取り寄せました。何かのついでに同梱することはあっても、わざわざライターを取り寄せる日がくるとは思わなかったのですが、これは本当に使いやすかったから。

これまでのライターとの違いは、点火が「ターボ式」であること。

左のゆらめく炎が以前のライターで、右の直線的な炎が新しいターボ式。

ガスバーナーのように炎がまっすぐ伸びるので的をしぼっての着火がしやすく、おかげでお線香の扱いにも手間取りません。圧倒的に時短になるのでイライラもしないし、ガスの無駄も減らせそう。それでいてこれまでのライターと同じような形状とサイズなので持ち運びには困らないし、同行者(主に親戚)にも多くを説明する必要なく使ってもらうことができました。

これまでも「お墓参り用」とされた風よけつきのライターなどを使ったことがあったけれど、それよりも「ターボ式」が風のある場所での使用には向いていたのだと実感しました。

 

ただ以前に同じような先の長いライターを使った直後、うっかり先端(熱い)にふれて軽いやけどをしたことがあったので、室内での使用後には必ず「立てて」おきたいんです。ところがこのタイプのライターは自立しないものも多く、お仏壇におく場合などは、わざわざコップなどを用意して立てていました。

でも新しいターボ式ライターは自立させやすい形状で、たまに屋内(お仏壇や玄関先など)で使う可能性のある私はその点もすごく気に入っています。

 

一つだけ失敗だったなと思うのは、こちらのライターが「ガスの注入ができる製品」であることに気づかなかったこと。

中のガスがなくなっても、本体を捨てずに使い回すことができたんです。それを確認せずに本体を買い足して(買い替えて)しまったので、もったいなかったなと。

ただおかげで今後はごみを減らせそう。それも私にとっては理想の条件でした。

 

ライターなんてどれを使っても同じだろう、という思いこみもあって、100円ショップやホームセンター、お墓参りついでのお花屋さんなどで目についたものを買っていたのですが、屋外用に選ぶならターボ式でした。改めて100円ショップで見てみるとそこでも類似品は売っていたので、これまでは完全に知識や思慮深さが足りないままデザインで選んでいたのだと思います。

私はしばらく本体を買うことはなさそうですが、次からもきちんと機能面を確認しようと思いました。

 

 

本日の猫。

毎年の恒例のようになっていますが、猫の背中がはげてしまいました。
ブラッシング、してほしい、してほしい、ってすり寄ってくるからだよ……と責任転嫁したくなりますが、私がやりすぎたせいです。でも本当に気持ちよさそうだから。

苦情を言われている気もするけれど……きっとまたブラシを持てば私の前に無防備に転がる兄猫。換毛期が始まる頃合いに「そろそろお彼岸だな」とも感じるわが家です。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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