こんばんは、ヤマネコです。
一時期、年単位でログインできずにいたツイッターに、最近はよく出没しています。
基本的にパソコンからの閲覧なので、夕方から夜にかけての限られた時間だけ。しかも家事や寝るしたくの合間にログイン。賑わっている時間帯を逃してしまうことも多いけれど、私にとっては今の状態がほどよいつきあい方かなと思っています。
以前はSNSに対して、とくにTwitterに関しては、主に「交流する場所」というイメージを持っていました。それも間違いではないと思うけれど、今は「情報をいただく場所」や「みんなで助け合う(考えを出し合う)場所」など、いろんな見方ができるところに魅力を感じています。
とても読み切ることは不可能な量のツイートが生み出される中、よく私の目に留まるのが、落とし物や迷い犬・猫などの「さがしています」というツイート。ちょっとずつ、それでいてどんどん拡散されていくのがすごいなといつも感動してしまいます。
一方で、どこかでお財布を盗った人がいるのかもしれないとか、いなくなった動物たちがつらい想いをしているかもしれないとか、目をそらせない部分もあるのだけれど、それでも情報が拡散されていく様子は個人個人のやさしさの連鎖のようで、すてきだなと思いながら自分でも少しだけお手伝いするようになりました。
そんな中でちょっと気になっていたことがありました。たとえば「財布をさがしている」というツイート。それを見かけるたび、どうしてお財布の写真をのせないんだろう? と思っていたんです。
画像をつけたほうが目に留まりやすいし、心当たりがある人にもつながりやすいと思う。ツイッターでは文字数140という制約があります。色はこう、中身はこう、と文字で説明するよりも、写真を一枚のせたほうが効率がいいはずなのに。
と、ずっと自分が考えていたことが、とんちんかんな話だと最近になって気がつきました。
ふつうは写真、ないんですね。
大切な所持品の、写真を撮る。
手に入れたときにうれしくて撮影したとか、たまたま自撮りのときに写りこんだとか、私のようにブログ用の記録写真などを撮っているならともかく、「所持品の写真」なんて(たぶん)一般的に撮る人は少数派。いざそれを紛失してしまったあと、写真を用意できないのも当たり前のことでした。
だいぶ前からそんなことを不思議がっていた自分に、今、猛烈にあきれています。
ただ、そんなことを考えてしまったからこそ、大切なものほど撮影しておいたほうがいいんじゃないかと思ったんです。
財布やバッグなどで有名ブランドのものであれば、検索で同製品の画像は見つかるかもしれません。でも一点ものやハンドメイド品の写真は、自分で撮影しておくのが安心。
更に、文房具などの小物は落としやすいイメージもあるので、かけがえのない思い出の品などは一枚撮っておくとよさそうかなと。
また物品だけでなく、愛犬・愛猫(他の動物たちであっても)の写真をたくさん撮っておくのも「万が一のとき」に役立つかもしれません。
このとき大切なのが、写真は正面からだけではなく、横から、上から、後ろから、あらゆる方向から撮影しておくこと。
自分の家の子は顔で見分けがついても、よその子の判別は難しいもの。首輪などの写真もあるとよいけれど、近くに寄らないと見えなかったり外れてしまう可能性もあるため、一番参考になるのは「遠目からでも確認できる」色柄や、体型です。
また成長過程で少し見た目が変わったり、太ったり痩せたりといった変化も起こるため、ベストショットは常に更新。季節によっても毛並みが変わることはあるし、時間帯(日照・照明)で雰囲気が変わるならそれぞれ撮影しておくのもいいかなと。
だから私は毎日、毎時、猫たちの写真を撮り続けています。
というわけでもないのですが、気づけばブログを続けることがそういう備えにも一役買っていました。
大切な何かや誰かを失くしたときにSNSを活用するかはともかく、写真はないよりあるほうがいい。失くさないことが一番よいのですが、備えとして「写真を撮ること」は続けていきたいと思いました。
本日の猫。
なでて、なでて、と入り乱れる兄猫たち。背後霊(?)も見えるでしょうか?
改めて「備え」としての意識を持って、あらゆる角度のベストショットを攻めていこうと思います。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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