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切れ味復活、猫型パンチ。

こんばんは、ヤマネコです。

長年愛用しているクラフトパンチがあるのですが、最近それが使いにくくなってきました。

その理由は、切れ味の悪化。

以前は画用紙くらいの厚みがあってもスパッと型抜きができていたのに、最近はコピー用紙ですら引っかかる感覚に。更には抜いた紙の切り口がガサガサとケバ立つようになり、とうとう押し下げたハンドル部分が内側の金属同士で引っかかり、元に戻らなくなりました。

十年くらい(月2~3回ペース)は使い続けていた記憶があるので、そろそろ寿命かなと思いつつも、愛着のあるものなのでなんとかお手入れができないかと四苦八苦し始めたのが夏に入る前のこと。

それをようやく解決してくれたのが、シリコンスプレーでした。

 

しごと道具などのメンテナンス用に持っていたものなのですが、お盆期間中に会った方から刃物(はさみなど)にも同様の効果があると聞き、それならクラフトパンチにも使えるのでは?と。

素人仕事ですが、パンチの金属部分に直接スプレーするだけ。その後いらない紙を数枚抜いて余分なオイル(スプレーの中身はシリコンオイル)を吸収させれば完了です。

細かい部分までスパッと、キレイな切れ味が復活しました。

 

今回使った細口ノズルは、マスキングテープで缶の胴回りに留めた状態で保管しています。

ピンポイントで使うことが多いので、このノズルは必須。今回も役立ちました。

シリコンスプレーは潤滑剤なので、ふすまや引き戸のレール、衣類やバッグのファスナー、カーテンレール…(他にも引っかかりが気になるようになった部分全般)などに噴霧してすべりをよくするといった使い方もある多用途なアイテム。私が持っているものはカインズホームのPB商品なのですが、木や紙にも使用可能と書かれていました。

そもそもデザイン性のある「クラフトパンチ」を持っている方は少ないかもしれないけれど、ファイリング用の複数穴パンチ(二つ穴パンチ・ゲージパンチなど)にも同じ方法は使えるかなと。

二つ穴パンチは100円ショップでも気軽に買えるものですが、実はシリコンスプレーも同店内の工具コーナーなどで見かけることがあり、もちろん100円(+税)。安心感を求めるならメーカー製品(クレなど)がよいかもしれませんが、お試し感覚であれば100円スプレーにも価値はあるように思います。

 

完全に使えないものを保管する意味はないのだから、捨てるのが得策。

と思いつつも、すでに廃番しているらしい猫型パンチへの未練を立ち切れず、保管すること二ヶ月強。今回はお気に入りアイテムだったこともあり、早々にあきらめなくてよかった、そして、色々な人の話を聞いてみるものだな!(今回教えてくださったのはDIYが得意な親戚のおじさま)と心から思いました。

 

本日の猫。

「呼んだ?」

「呼んでないの??」

まだ呼んでませんけど、かわいいねアナタ。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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