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食器用スポンジの代用に、棕櫚たわし。

こんばんは、ヤマネコです。

ここ数年、食器を洗う際はできるだけ洗剤や石鹸を減らしていこうと画策しています。同時にスポンジの使用頻度も減らしました。

食器用洗剤とスポンジの出番を減らす

洗剤やスポンジをまったく使っていないわけではありません。ただ減らしたい。

そこで色々試してみたのですが、ここ数ヶ月「やっぱりこれだ」と落ち着いたのが、棕櫚たわし。素材はよくホウキなどに使われているヤシ科の植物です。

たわしといえば、亀の子束子のような円形や楕円形のイメージが強かったのだけれど、わが家では細長いタイプを愛用しています。

棕櫚たわしの用途

ちょうど一年ほど前に取り入れて、当初は鉄器(フライパン)をごしごししていたのですが、徐々に棕櫚のやわらかさに不満を感じるようになりました。やわらかいのも棕櫚のよさ、でも鉄器にはもっと硬い、竹製ささらのほうが使いやすいなと。

そんなとき、芋類やごぼうなど根菜類を洗うのに使ってみたところ、とても便利だったんです。私は野菜の皮をむかずに丸ごと調理することが多いのですが、皮はあまり傷つけず、土だけをしっかり落としてくれます。

最初は傷がつくかもと心配だった、ふだん用の食器やプラスチック製品にも問題なく使えました。

溝や網の隅々まで洗えるのが快感。スポンジでも洗剤の泡が届いている印象はありましたが、「かき出せる」感覚が気持ちいい。

また包丁などの刃物をスポンジで洗うときはちょっと怖いことがあったのですが、棕櫚なら安心でした。

メンテナンスと寿命

洗剤とセットで使う機会はほとんどなく、普段は使い終わったらザッと洗って水気を切り、窓辺に立てて収納・乾燥させています。

時々ボウル一杯分の熱湯の中をぐるぐるとかき混ぜ(熱湯消毒)、しっかり水気を切ったら天日干し。あまり手間はかからずに一年ほど使いました。

黒っぽいほうは濡れているだけで、茶色いのが新品(買い足しました)。乾けば見分けがつかなくなりそうなくらい、大きな劣化は感じません。時々棕櫚の繊維が抜けますが、まだまだ現役で使えそうです。

おわりに

うちの食器洗いの基本は、セスキスプレーをしてたわしで撫で洗い。よほど油っぽい鍋や皿の場合はスプレー後にウエスで拭いてから撫で洗い。

洗剤を使わなければ排水も汚さず、環境にもよいといった理由もありますが、もっと単純に「手荒れが減る」とか「洗剤の洗い残しが気にならない」とか「排水パイプ掃除が簡単になる」といった直接的な恩恵もありました。

たわしは硬くて鍋なども傷つけてしまうイメージがありましたが、棕櫚はもっと用途の広い、昔ながらの便利道具なのだと感じています。

 

本日の猫。

昨日と同じくらいの寒さを覚悟していましたが、日中は暖かさが戻ってきました。

届く日差しにホッとします。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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