こんばんは、ヤマネコです。
六年前、数珠を手づくりしました。
きっかけは、愛猫を見送ったこと。その供養のため。キジトラをイメージして、珪化木、キャッツアイルチル、タイガーアイなどを選び、組み合わせてつくりました。
- 過去記事:手づくりの略式数珠は、キジトラ風。
それまでの数珠といえば譲り受けたもので、弔辞のときにしか出番がなかったためデザインを気にしたこともなければ、劣化を心配した記憶もありません。でも今は毎日お仏壇に向かうたびに手に取るため、年に一度くらいのペースで石をつないでいる糸が緩んだり切れたりしてしまいます。
その糸の交換も自分で行うようになりました。
今年は少し前から緩んでいると気づいていたのだけれど、修復はこの時期に。私にとっては色々と思うところのある季節なので、良いタイミングだったと思っています。
前回までは白い木綿糸を使っていたのですが、今回は黒い糸を試してみることに。といっても百円ショップで購入したものです。
ほぼ数珠の内側に隠れてしまう糸なので、本来ならどんな色でも気にならないはずなのですが、一ヶ所だけ、ルチルを使った部分は糸の色が透けてしまいます。
その点だけを心配していたのだけれど、そんなに目立つことはないかなと。意識してみると、気になるかも? とはいえほぼ毎年交換している糸なので、この先一年ほどは黒ですごしてみます。
毎年くり返してはいるものの、頻度は年に一度ほど。石の扱い方を指先がなかなか思い出してくれなくて、今年は小一時間かかってしまいました。
とはいえ無事に終えることができました。
数珠(略式数珠)で検索すると色鮮やかなデザインのものがずらりと並び、そういう品も本当にすてきだなと惹かれます。そう思いながら私がわざわざ選んでつくった数珠は、とても地味な色合いになりました。
でも私にとっては唯一無二のもの。
愛猫の面影をもとにつくった数珠を、これからもお手入れしながら大切にしていこうと思います。
本日の猫写真はおやすみさせてください。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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