ピルカッター、私の選び方と使い方。

こんばんは、ヤマネコです。

六年ほど前にピルカッターを買いました。

猫の処方薬(錠剤)を小さくカットするのが主な目的。

薬の中には割らずに飲むことを必須とするものもあるそうですが、獣医さんから許可が出たものに関しては自宅で分包するようになりました。

 

私はどう選んだら良いのかわからず、とりあえず日本製であるものを中心に選択。

結果的に正解だったと思うのですが、使っているうちに具体的に満足している部分もわかってきました。

  • カットする錠剤をケースの中で固定しやすいこと。
  • 内部の刃にぐらつきがないこと。
  • ケースの噛み合わせがよいこと。
  • 洗いやすい(お手入れしやすい)こと。

あくまで私の感想です。

じつは一つ目の後に、使い分けをしてみたくて他社製のピルカッターをもう一つ買ってみたのですが、それがイマイチだったのです。その失敗を通しても、初代ピルカッターの良さがわかりました。

 

まずは錠剤の固定のしやすさ。

錠剤は、ケース内部のハの字部分にセットして、ギロチン(?)の要領でカットします。

撮影で使ったのは私のビオフェルミン(本来はカットせずにのんでいます)。

中の錠剤がずれないよう、ほんの少し傾けながらケースを閉じます。その瞬間に対面する刃が下りてきて、セットした錠剤がパキリと割れる。そういう仕組みになっています。

そのため、刃のほうも土台にしっかり固定されていることが必須。

じつは二つ目に買ったものは、その刃が指先でつつくとガタついているのがわかるほど不安定でした。最初はそのことに気づかず、錠剤がきれいに割れないことに悩み、そのうちに刃の問題もあったのだとわかりました。

更にその二代目は、ケースの噛み合わせもイマイチで。

錠剤をセットし、ケースを閉じる(錠剤を割る)瞬間、素早くパチンと閉めるほうがきれいに割れます。そのため、そもそも噛み合わせが悪いとうまく分割できません。

これはその失敗例(左/数年前)と、うまく割れたときの成功例(右)。もとは同じ種類の錠剤です。

成功例のほうにも少し粉が出ていますが、この程度の欠片ならのませずに処分しても問題ないと先生に言ってもらえました。失敗例のほうは明らかによくないと自覚したため確認した記憶がありません。

また、一錠割るごとに刃を拭くと、二錠目もきれいに割れます。粉が付着しているだけでも切れ味に影響が出ることはあったので、拭きやすさ、洗いやすさなど、お手入れのしやすさもピルカッターとして重要だなと思いました。

 

以上を踏まえて、私の使い方です。

  1. ピルカッター内のハの字部分に、錠剤をセットする。
  2. 錠剤の位置がずれないよう傾けながら、慎重に、それでいて割る瞬間だけは素早く、ピルカッターを閉じる。パチンと音がする程度。
  3. 割れた錠剤を取り出し、刃をきれいに拭く(洗う場合は水気を拭きとってしっかり乾かす)。

最初の頃はスピードには意識していなかったし、刃を拭くのも失念していました。それで時々失敗するのは運のように思っていたのですが、今はいつもと違う薬が処方されたときも問題なくきれいに割れるようになりました。

劣化があるとすれば、ケースの継ぎ目か、刃の部分かなと。とはいえ今のところどちらにもトラブルはありません。購入前に想像していたよりもプラスチック製のケースには厚みがあり、刃は小さめのナイフ(包丁)程度に硬質で鋭利。最初に選べたものが思いがけず丈夫なものでした。

色だけ(選択肢が青のみ)は少し悩みどころだったのだけれど、白い錠剤が多いので土台は色つきのほうが見やすく、デメリットと思える部分はなくなりました。

 

仮に二つ目に買ったものが初めてのピルカッターだったら、私は自宅での分包をあきらめていたかもしれません。それほど使い勝手にも違いがありました。

決め手もわからず日本製という部分だけをチェックして選んだも同然の初代でしたが、六年使い続けている今もこれにして正解だったと思えています。

 

※四等分にしたい場合は、ニッパー(爪切り)を使っています。

 

本日の猫。

年末の福袋で手に入れて以降、すっかり弟猫に気に入られたマカロンベッド。

静電気を心配していたし、実際に時々パチっといくことがあったのですが、それ以上に寝心地の良さを体感できるようでした。

福袋のおかげでお試しすることができたので、これも本当に出会えてよかったなと思います。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ

お気に入りテーマ。
おうちごはんを楽しむ暮らし
無印良品週間で購入したもの
大人ナチュラルファッションが好き