こんばんは、ヤマネコです。
本日3月22日は、さくらねこの日だそう。
野良猫(地域猫)の殺処分をなくすための活動を行ってくださっている、どうぶつ基金さん。活動内容は私が知るだけでも色々とあるのですが、身近なものでは「野良猫を捕獲し、不妊手術を行った上で地域に戻す」というTNR。
その手術をとおして、捕獲された猫は「さくらねこ」になります。
「さくらねこ」とは、不妊手術済みのしるしに、耳先をさくらの花びらの形にカットしたねこの事です。この耳のことを、さくら耳といいます。
引用元:どうぶつ基金公式サイトより
耳のカットと聞くと痛そうですが、手術の際の麻酔が効いた状態で行われるそう。目印がないことのほうが大きなリスクを伴うために取り入れられている工夫です。
ここ数年、私はこのどうぶつ基金さんを中心に、保護猫・地域猫活動をされている方を応援しています。といってもボランティア活動などに参加できているわけではなく、基本的に定期寄付だけ。毎月少額(+ブログ収入)ですが数年間継続しています。
以前にも書いたことがあるのですが、募金やボランティアについてはあまり他言せずに行うことが理想だと思っていました。人知れず続けていくことが美徳なのではないかなと。正直今でもそう思う部分があって、あまり口外したい気持ちにはならないのだけれど、そうして秘めた行動に固執してしまうと、応援している活動内容についても広める機会を失っていました。
さくらねこTNRという活動があること。
募金という形での応援もできること。
でもそれ以上に「その活動を広めること」が手軽でありながら、重要な活動協力だと気づいたんです。
それを広めることで、知った人全員に募金協力してほしいという想いはありません。これも以前のくり返しですが、私は関係者ではないし、斡旋活動はしていません。
そもそも私自身、様々なボランティアや募金活動があることを知っているし、新たな情報もたびたび入ってくるけれど、その中から自分でも選んで協力しています。冷たい表現になりますが、生活を切り詰めたり、身を削ったりといった協力の仕方はできません。つまりは選択肢の大半を切り捨てるような形になってしまいます。だからこそ「募金をしない」という選択をすることも、人によっては正解に違いないと考えています。
ただ「協力してもらう」のと「知ってもらう」のはまた異なる話。聞いてくれる人がいるのであれば、情報として知っていただけることがうれしいなとは思うのでした。今日のブログもそういう気持ちで書いています。
募金活動については子どもの頃から身近なところにも多々ありました。赤い羽根募金などは学校でもふれる機会があって、もらった羽根を胸につけることで誇らしさのようなものも感じていたように思います。でも目の前の箱に小銭を入れるのとは違い、ネット募金は手間がかかるし、当然ながらお金もかかります。更にはちょっと不安な気持ちもあって、実際に始めるまでに何年もかかりました。
その行動につながったきっかけの一つが、友人や知人の中に「募金をしている人がいる」と知ったことだったんです。どこかの知らないお金持ちではなくて、割と近しい人が気軽にネット募金しているんだと聞いたら、それまでよりもぐっとハードルが下がったような気がしました。
そういう友人たちも募金についてふれまわっているわけではなくて、たまたまそんな話題になっての機会だったような。でもそれを教えてもらったからこそ、私も始めてみようという踏ん切りがついたのでした。
だからこのブログでも時々言わせてください。
私は募金しています。
ブログ収入のお世話にもなっており、読んでくださる皆さまのおかげで募金も続けられています。
いつも本当にありがとうございます。
本日の猫。
うちの猫たちも全員が野良出身です。写真の彼もそういう境遇だったからこそ出会うことができ、その奇跡に感謝しているのは本心です。
ただ苦しい思いをする外猫が少しでも減ってくれるよう願う気持ちは、ずっと持ち続けています。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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