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ドクダミチンキを、使いやすく。

こんばんは、ヤマネコです。

ちょうど一年前にドクダミチンキを仕込んでいました。

毎年晩春からあちこちで見かけるようになるドクダミを、時々アルコール漬けにしてチンキづくりをしています。

繁殖力がとても強く、きれいな花が咲いても大抵は雑草扱い。とはいえお茶や生薬などにも活用されるくらい優秀な植物であるドクダミ。

私の定番はチンキづくりで、ブログには書きそびれてしまったようなのですが前回仕込んだのが昨年のこと。最近それを解禁しました。

 

ドクダミチンキについてはネット情報だと諸説あるのですが、私が身近なところで集めた伝聞ではとても万能。

  • 補佐的なスキンケア、ニキビ対策、虫刺されのかゆみ止めなど、多用途。
  • できるだけ長期間漬けておいたほうが効果的なので、常備薬感覚で扱うと便利。
  • 度数の高いアルコールに漬けることで、何年でももつ(たとえば十年でも)。

などなど。以上は私が周囲の方々から伺った話を元にしています。

ネット情報では使用期限が長くて二年程度と書かれているところも多いので、気になる方は早めに使い切るのが良いかもしれません。

 

そんなわけで昨年仕込んだドクダミチンキを解禁。まずはアルコールに漬けておいた葉を取り除き、エキスだけの状態に。

とりあえず箸で葉をつまみ出しながら様子を見たのですが、沈殿物などもなくとてもきれいな仕上がりでした。当初のアルコールは無色透明の状態だったけれど、一年漬けこんだ後のエキスはしっかり琥珀色。

色がつき始めるのは仕込みから数週間後。長く置くほどに葉から出るエキスと混ざり合い濃さが増していき、その色も効能の高さの目安になるようです。

 

こうしてできたドクダミチンキ、私の用途は主に二つ。

  • 入浴剤(血行促進などに効果がある)。
  • 虫刺されのかゆみ止め。

今は毎日のように猫が同行する私の入浴タイムですが、最初に仕込んだ年は一人でお風呂に入っていました。だからお風呂にちょっと加える方法も試すことができたんです。

ただ現在は入浴剤としての使用は基本的に控え、新たに仕込んだ理由も虫刺されのかゆみ止めとして。そのため量も少なめにしています。

そして以前はスプレータイプの小瓶に入れていたのだけれど、今回はロールオンボトル(生活の木・手づくりコスメ用)というものを買いました。

先端にボールがついている詰め替えボトルで、肌に直接ぐりぐり塗ることができるタイプ。

容量は7ml。リップクリームより小さめ、香水用アトマイザーくらいのサイズ感です。

スプレーボトルだとなかなかピンポイントで重点的に使うことは難しく、市販のかゆみ止めのように直接塗布できるタイプが理想だと思いました。

(こちらは数年前に親戚宅でお借りしたもの)

その代用で見つけたのがロールオンボトル。

最初だけ先端のボールが硬くてうまく動かなかったのだけれど、シリコンマットの上で押しつけながら(消しゴムの要領で)転がしたら回転するようになりました。

本来は精油を入れるための瓶なので、スキンケア用のホホバオイルなどを加えたほうが動きはよくなるかもしれません。このままだと出てくるドクダミエキスはごく微量のようです。吸水性のある紙(和紙やティッシュなど)の上ですべらせると確認しやすかったです。

ただ広範囲に塗りすぎてしまうことに悩んでいた私にとっては、ひとまず大革新。様子を見てオイルを加える検討もしますが、この状態でもとても使いやすくなりました。

 

昨年仕込んだ量がこれでも多すぎるくらいなので来年のぶんをどうするかは悩んでいるところ。長期保存が可能と教えてはいただいたものの、こうして詰め替えたぶんが夏の終わりにも残っていれば処分するつもりです。

必要があれば大瓶から移しながら、小瓶で消費し、今年の仕込みはもう少し検討します。

 

 

本日の猫。

トンネルに入るか迷っている弟猫。

私に向けて、「おまえはそこで何をしてるんだ?」という視線を送られました。
トンネルサイドの穴からカメラを構えて覗いています)

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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