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らっきょう、入梅、ほっとく誤解。

こんばんは、ヤマネコです。

本日、例年より少し早めに関東も入梅したそうです。

その前に慌ただしく梅しごとを進めていたのですが、入梅当日の今日はらっきょうの粗漬け(塩漬け)を終えました。

粗漬けは、毎年ジップロックで。そのあとの甘酢や醤油に漬けこむ段階で瓶に移します。

 

素材のらっきょうは購入品ですが、梅(の一部)どくだみは、懇意にしている親族からのいただきものでした。

懇意にしている、なんていっても私は口べただし、あがり症だし、うまい人づきあいはできないのですが、最近は遠近問わずの親族(数十名?)とお会いする機会が増えてオロオロしています。

 

それだけ人数がいれば色々な人がいるわけで、みんながお互いの事情に精通しているわけではありません。縁者は縁者でもどういうつながりか?の記憶があいまいな人もいるし、逆に親世代から何十年も仲良くさせてもらっている人もいる。

とにかくそれだけの人数、当たり前のように距離感がバラバラなのです。

 

そして先日、第三者から言われて驚いたことがありました。

「叔母Aは、ヤマネコ(私)のことを引きこもりだと思っているみたい」と。

 

自分がこれを言われてショックな人や、怒る人もいるだろうと思います。でも私はうっかり笑ってしまいました。引きこもりは間違いないなと。レベル?があると思うけれど、あまり家から出ない人間なのは真実です。

ただこのとき言われた「引きこもり」という言葉には、他のニュアンスも含まれていると感じました。そう感じた過去の経緯すべてを書くことはできませんが、端的に言えば「無職」で「精神的な問題がある」という意味です。

 

実は私、自分の職業(在宅業※一時休業中)については親族に一言も話していません。自分なりに考えて伝えないことにしたのですが、イコール「無職」だと思われているのだろうなと。

それでいて対人恐怖症というか、人とうまく話せません。接待(親族間では女性の役目)がうまくできないことは周知の事実。これはたしかに病的なのかも。

更に、自分で出産し育児することを放棄している(と思われている※補足)ので、諸々伝えていない叔母Aがそれを快く思っていないのは知っていました。

 

叔母Aに限らず「女は結婚、出産、育児の三段階を経て当然」と考える「女性」が身近にいます(近いことを言われます)。それができないのであれば、しっかり外で働いて旦那さまを助け、どんな状況であろうとお客さまは愛嬌たっぷりにもてなすのが当たり前。

被害妄想も含まれていそうだけれど、実際にそういうニュアンスの表現が日常的に出現しているのはたしか。

 

仮にそのハードルが存在するのであれば、私は跳べない落ちこぼれ。

……言われなくても知ってますけど。

と、以前ならドーンと落ちこんでいたところですが、なんだか私の中のセンサーがおかしくなっているのか、全然腹が立たないし、悲しい気持ちもわいてきませんでした。

こうあるべき、と考える人がいることを、悪いことだとは思いません。
ただ、私は私。どう選択するかは別の話です。

 

この叔母A。若くして出産し、三人の子どもを育てあげ、とうとう全員が結婚しました。今は孫もいるのに、未だに本人がフルタイムでバリバリ働いている人です。交友関係も広く、親戚づきあいも深く、あらゆることに博識で、雄弁で、とてもしたたかな女性。

でも、どうしても、私にとっては苦手な人。
尊敬できる部分は本当に多いけれど、接する相手としては敬遠してしまう。

 

正直なところ、この「苦手な」叔母Aに何をどう誤解されていても、全然気にならないのです。

これが大切な誰か、大好きな家族だったら全力で誤解を解きに奔走するのだろうけれど、大変失礼ながら、叔母Aはほったらかし状態。

そんなスルースキルが身についたことを喜ばしく思いつつも、それが私の底意地の悪さにも違いありません。いつかこの誤解を解く日がきたら、これについても謝ろうと、ここに書き留めておきます。

 

本日の猫。

入梅はいいんですけど…。

天気がいい日は、おふとん干してくださいね。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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