こんばんは、ヤマネコです。
久しぶりに家の中で鉢植えを扱い始めました。
猫との快適な暮らしを目指す中で、観葉植物の大半をあきらめました。わが家の猫たちの中には鉢植えの土や植物に興味を持ってしまう子がいたからです。
個人的に例外としているのは、行事の際やいただきものとして手に入れた切り花と、野菜の再生栽培、あとは猫草。
観葉植物の場合、せっかくなら来客時にも目に留まりやすい場所へ見栄え良く置きたいと思うけれど、猫草や再生栽培はそういうものでもありません。家族(主に私)の目に入り、管理しやすければそれでよし。
とはいえやはりキッチンに一鉢分(それ以上)の土を持ちこむことは控えていたのだけれど、今夏の猫草栽培では久しぶりにそのルールを変えてみることにしました。
二年ほど前から、ココナチュラルという天然繊維の園芸用土をリピートしています。
最初の状態としては硬いコルクのような固形のプレートで、水を吸わせることでふくらみ、柔らかさを増し、繊維質の土のようになるアイテム。百円ショップでも扱いがあるそうです。私はこれに直接猫草の種をまき、そのまま育てていました。
- 過去記事:ココナッツ繊維で、猫草栽培。
当時は猫たちの飲み水を模索していた時期でもあり、写真では空きペットボトルを鉢植えにしています。
ココナチュラルの使い勝手としては、ほんの少し繊維の塊を感じる程度で通常の土とあまり違いはありません。大きく異なるのは処分方法で、基本的に土は一般的なごみとして捨てられないの対し、ココナチュラルはしっかり水を切って(できれば乾燥させて)からであれば可燃ごみにできるる点。
当初は私も使い捨て(使いまわすとしても数回程度)と考えていました。その際は可燃ごみへ出せるのが手軽だなと。
ただわが家の場合は戸建てということもあり、使用ずみのココナチュラルを処分したいときは花壇のあちこちにまくのが恒例となりました。
地域のごみに出すのでなければ、使用時から土に混ぜてしまうのもよさそうかなと。実際に屋外では家族がそういう方法で便利に活用しているのも見ていたので、今年は猫草栽培にも取り入れてみることにしました。
土とココナッツ繊維をあわせる際、適した配合率などがあるのかもしれません。私は戻したココナチュラルと同じくらいのかさの土を適当に混ぜ、そのまま使ってみることに。
このとき使った道具はいずれも再利用品。お米の袋と、プロテインの容器に入っていたプラスチックスプーンです。お米なら多少くずが残っていたとしても悪影響はないと思うし、真空パック用なのでとても丈夫。スプーンは大きめで便利でした。
- こちらのお店の米袋(5kg・真空パック指定時)です:京の米職人
この中に水道水で戻したココナチュラルと、一度他の植物の栽培に使った後で放置されていた鉢植えの土を混ぜました。
それをいつもどおりに鉢の中へ移し、そこに種をまいたのが数日前のこと。一週間もたっていません。
気候的な理由もあるとは思うのですが、育ちのよさに驚きました。
ココナチュラルだけで育てていたときも成長は早かったのですが、土を使った今回のほうが葉が肉厚というか、立派に育ってくれているような気がします。しかも、のせている写真はいずれも数日にわたり収穫した後なのですが、根っこを残すようにしているので下からどんどん生えてきているような。
猫たちにとっては本当に食べ甲斐がありそうです。
もともとは市販の猫草栽培セット(土不使用品)にかびが発生してしまったことをきっかけとして、本格的に始めた種からの猫草栽培。
色々と試してきたけれど、一般家庭で用意しやすいものの中では、より土に近い場所にまいた種の成長がいい、というごくシンプルな結果となりました。
ココナチュラル単体でもその状態に近く、昨夏も大きなトラブルは経験していません。でも土とあわせて使うことで、水はけのよさや根のはりやすさなど相乗効果も得られるそう。
ココナチュラルだけで使っていたのは処分時の心配をしていたからでもあったのですが、土と混ぜれば節約にもなります。今夏はバランスよく組み合わせながら活用していこうと決めました。
種はAmazonのほうがお安いのでそちらで購入しています。
本日の猫。
床での撮影時は、ずっとこんな状態でした。
待ってます。
あれがほしくて。
それです…………。
これです!!
まさかこれだけ…………? という不満顔。
この後、もう少し召し上がっていただきました。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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