こんばんは、ヤマネコです。
時々、おでかけ好きな猫を連れ出して、ドライブを楽しむことがあります。
そんなときに必要となるのが、車載できる猫用トイレ。十年以上前に折りたたみタイプを買ったことがあるのですが、何度か活用した末に処分し、今は別のものを使っています。
過去に持っていたものは、現在も販売されているメーカー品。厚手の防水生地でつくられたやわらかい素材のトイレで、蓋(ファスナーで開閉可能)や持ち手もついている便利なアイテムでした。
ただ外出時に何度か持ち出して使うと、その都度洗って天日干ししていても、早い段階からニオイが気になり始めました。猫が噛んだり引っ掻いたりすれば多少は傷がつくし、それがますます汚れの原因になることも。
そもそもわが家では使う猫数が多いのと、その中に遊び盛りの子猫が含まれることもある。そんな理由もあって、あくまで非常時の備えとして日常的な使用はあきらめるか、定期的に新調するのが前提となるトイレだと思いました。
当初は「定期交換」を受け入れて、同じもの、あるいは類似品を買いなおすつもりで先代を処分したのですが、そのあと少し考えて、最終的に違うものを選びました。
ごくごくふつうの、ごくごくシンプルな、猫用トイレです。
先代の折りたたみトイレについて色々考える中で、ふだん使いをしたいのであればコンパクトにたためる必要はないことに気づきました。
たとえばドライブで持ち出すとき、出発する時点で本体も砂もセットされた状態で車にのせます。昨年、知人から「子猫を見たい」とリクエストいただいたときにも、トイレはすぐに使える状態で持参しました。
子猫はスリングバッグを愛していた時期だったので、その中に。それとは別に、念のためにと持って行ったキャリーバッグのほうにトイレを入れて行きました。移動時間が長いときは、車の後部座席の足元にトイレを置くこともあります。
目的地で砂を調達する場合はともかく、それ以外では自宅から砂を入れていく(砂の入った袋を持って行く)ことになるので、トイレ自体がコンパクトである必要はなかったんです。
一般的な猫用のトイレは硬質なプラスチック製なので、コンパクトにはならないけれど、そのぶん丈夫。備えとして、こういう選択肢もあるかなと思います。
ふだんからしまいこまずに、中にクッションなどを敷いてベッド代わりにも使ってもいいかなと。
- 防災用品として必要になるまでは、ベッド。
- いざというときには、トイレに変身。
トイレ本体にニオイがついた場合や、猫の性格によっては、しっかり洗ってもベッドとトイレの兼用は難しくなる(トイレに使ったものをベッドに戻しても、粗相することがある)ので、わが家では一度トイレに使ったらベッドに戻すことはありません。
逆にベッドとして使っているものをトイレに流用することもできるし(やはりベッドに戻せる可能性が低いので通常は避けています)、更なる急場となればダンボールに大きなポリ袋をかけるだけでも、華奢ながら猫用トイレに使えました。
本当に重要なのは「いざ」というときの使用感なので、どんなものであっても必要ないと言い切ることはできないと思います。だからといって、あらゆるものを残し、備えることもできないので、代用品や兼用品を考えながら、現状のわが家では折りたたみトイレを持たない選択へ。
代わりに通院やドライブのとき、持ち出し用として使える小さめトイレを活用していきます。
- リッチェル コロル ネコトイレ F40 ベージュ
F40は小さめで、持ち出し用に便利。ただし大柄の猫にはせまいと思う。 - リッチェル コロル ネコトイレ F60 ベージュ
F60はゆったりで、ほとんどの猫にも安心サイズ。ただし車載時には少し悩む。
わが家では外出好きなメンバーが小柄な子ばかりなので、F40を後部座席足元に置いて使用。F60は現状ベッドとして使っています。
本日の猫。
よく見ると、おしりは底板(家具)の上、手は床。
もしや彼、気づいていないのでは? と想像すると、かわいい。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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