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盆入り前の、疑問の解消。

こんばんは、ヤマネコです。

今年のお盆は8月13日から、それに先駆け仏具のお手入れも始めました。

こちらはわが家のお線香立て(香炉)。

手持ちのシュガーポットに、ぴったりサイズの茶こしを収め、その中にマイクロビーズの香炉灰を入れたものです。

ごまよりも小さな粒のビーズを香炉灰として使い始めて二年弱。燃え尽きたお線香の灰は茶こしでふるい、残ったビーズは時々洗ってお手入れするのも負担なくできるようになりました。

月に一度のペースが目安。できない月もあるのだけれど、お盆やお彼岸、年末年始など、大きめの区切りには欠かさず行うようにしています。

 

マイクロビーズの香炉灰はとても便利に使えている中、後から買い足したのが無印良品の仏具たち。

ろうそく立てのみ定価で購入し、それ以外はセールで手に入れました。ところがその後ろうそく立てもアウトレット価格となり、今はいずれもお取り扱い商品から消えてしまったようです。

とても残念ですが私はとても気に入っています。

 

そんなろうそく立てなのですが、たびたびお手入れを続けていくうちに気になることが出てきました。

この本体裏側の部分、どうやら紙(円形のマスキングテープのようなもの)が貼ってあるんです。

当初は磁器の素地だと思っていたのだけれど、最初のお手入れで洗ったときに紙だということに気がつきました。購入時にうっかり見落としたのですが(ろうそく立ての素材にあまり興味がなかったのだと思います)、商品説明にもきちんと書かれていました。

原料 磁器
部材ごとの素材 針部:真鍮 テープ部分:紙

洗うなら気をつけなければ、と思いながらお手入れを続けていたのだけれど、とうとうこんな状態に。

がたつくことはないものの、いっそはがしてしまうことに。

そうして現れた裏側は、食器などの脚と同じようにざらざらとした感触でした。もしかすると磁器を焼き上げた後に何か(モルタルのようなもの?)で埋めたのかも、という印象もありました。

安定感(土台としての重さ)を保つため。
裏側の凹凸を隠すため。

理由はわかりませんが、使っているときはまったく見えない場所。今後もお手入れのときにはあまりごしごし洗わないよう気をつけますが、はがしてしまったことへは大きな問題もなさそうです。

今後詰め物(?)が崩れてしまうようなら再び封をするつもりですが、ひとまずお手入れしやすいのでこのまま使っていくことにしました。

 

私の仕事部屋にある小さなお仏壇も掃除した上で道具を戻し、お盆入り前ではありますが今日も活用しています。当日は精霊馬なども用意してから迎える予定。

お花だけは迷っているのですが(猫が倒したり食べたりする心配があるので)、それ以外はできる範囲で慣例に倣うつもりです。

 

本日の猫。

これは通りがかった床に落ちていた、長く伸びている弟猫。

ここ数日はちょっとだけ猛暑が和らぎ、猫ともどもすごしやすさを感じていました。

週間予報を見る限り、お盆期間は連日雨。屋外で迎え火などを焚くことができるか心配していますが、やはりそのぶんちょっと涼しそうなのが救いです。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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