2024.6.15  現在一部の画像が表示されないトラブルが起きています。 -  9.12 現在状況の確認と対応を進めています。

2年ぶりの、ぬか床。

こんばんは、ヤマネコです。

わが家では冬場に寝かせているぬか床を、一ヶ月ほど前に起こしました。

実は2020年と2021年の二年間は、ぬか床をほぼお休みしていました。

 

2020年は再開するつもりで床下から取り出し、かき混ぜ、初夏のうちだけは野菜を漬けていました。ただその機会は徐々に減っていき、夏の後半を迎える前に長期保存の処置をしました。

更に昨年、2021年は結局ぬか床の容器を取り出すこともなく、床下で寝かせたままにしてありました。

休む理由となったのは、手に入れる野菜の量が減ったため。以前は近隣の友人や親戚から自家栽培の野菜を譲ってもらっていたんです。すっかりそれをあてにするようになっていたのだけれど、コロナ禍での暮らしの中で顔をあわせることが減り、もののやりとりが減り、ぬか漬けを行う頻度も下がる一方となりました。

そんなわけで早々と寝かせてしまった2020年。
結局ほとんど確認することもなかった2021年。

そして今年再び、気合を入れてぬか床を起こすことに。

 

昨年も中をちらりと覗き、異変がないことだけは確認していました。それでもきちんと対面するのはほぼ二年ぶり、どきどきしながら封印していた琺瑯容器の蓋を開けました。

写真は表面の塩(二年前に施したもの)を取り除き、全体をかき混ぜた後の様子。結論をいえばまったく問題なかったように思います。

かびているに違いない。
そうでなくても異臭などがするかもしれない。

床下とはいえ、通年常温保存の扱い方です。処分することも覚悟の上で開いたけれど、二年ぶりのぬか床はどうやら無事に再開することができそうでした。

 

長期保存をする場合、表面に塩を敷き詰めてかびを防ぐ作業を施します。

再開するときは、それを取り除くところから。

  1. 表面に敷き詰めていた塩を取り除く。
  2. 取り除いたぶん、かさが減ったぬか床に新しい米ぬかを足す。

ただ今回のぬか床は寝かせる作業を施した際に足しぬかをし、その時点でだいぶかさが増していました。容器の容量の関係もあり、再開時の足しぬかは見送ります。

その工程だけをとばし、次は一週間ほど野菜くずなどを使って捨て漬けを。いつも食べるかどうか迷ってしまうキャベツやレタスの一番表側、それから再生栽培などに使うにんじんなどの葉の生え際部分などが大活躍。

その後は二日に一度くらいのペースでぬか漬けを再開しました。

 

漬けるのは主に夏野菜。きゅうり、なす、ズッキーニなどもよく入れます。トマトやゆで卵などの変わり種も時々。

ぬか床によって味の違いが出るといわれますが、今回もおいしく仕上がってくれたことにホッとしました。

漬けておいた野菜は、表面についたぬかをできるだけ落とし(ぬか床に戻し)、それから水洗い。次いで好みのサイズに切ってからいただきます。

 

野菜を入れたぬか床は、冷蔵保存なら丸一日、常温なら数時間(午前に漬けて夕飯にする感覚)。野菜の種類やサイズによっても異なるのですが、大体その時間が経過したら取り出すとちょうどよいように思います。

ぬか床から出した直後の味見だと漬かりが甘く感じることもあるのだけれど、そのまましばらく置くと塩気が増すのがいつも不思議。

好みにもよりますが、私の場合はごはんのお供にするなら濃いめの味のほうが満足感もアップ。漬物単体としてだけではなく、冷麺などのつけあわせや、サラダのトッピングにもぴったり。

色んな形で堪能しています。

 

寝かせている、といってもほぼ放置。その期間が長く、今回の再開には不安もあったぬか床のある暮らし。

常温(床下の冷暗所)での長期保存だったので心配も大きかったのですが、あっけないほどトラブルなく、簡単に再開できて幸いでした。

今日はなす。

入れ替えるように、かぶを漬けました。

野菜の調達については、再び知人宅から自家栽培品をいただける機会も増えつつあります。また無人販売所の野菜にも多分にお世話になりながら、今夏もおいしいぬか漬けをたっぷり楽しみたいと思います。

 

本日の猫。

日中常にエアコンが効いているのは、猫たちがすごすスペースだけ。家事などで私が別室に移るとくっついて来てしまう弟猫だけれど、今日はできるだけ一緒にリビングですごしました。

時々「あいつ(私)がまだいるか」を確認されます。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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