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なのはな、なばな、のらぼうな。

こんばんは、ヤマネコです。

本日から如月、2024年もひと月すぎたところです。

 

如月(きさらぎ)の由来は衣更着。厳しい寒さに衣を重ね着する季節という情報が有力だそうです。とはいえ春間近であるのも明らか。春に見ごろを迎える菜の花は、開花前が食べごろという意味での旬。

開花すると食べられないというわけではないのですが、えぐみが出るのでそれを避けてつぼみのうちにというのが理想的。とはいえ私が買ってきたこちらは花が咲いてしまっているので半額(購入日=入荷時点で開花していたもの)でした。

地場産品で、ブーケ一つ分くらいの一束(200g強)が約100円。その半額で、50円でお迎えしました。

とはいえこちら、おそらく菜の花ではありません。値札には「菜花」と手書きされていたのですが、これはのらぼう菜ではないかなと。

「菜の花」ではなく「菜花」という表記であること。
茎がしっかり太いこと。
葉があまり縮れていないこと。

まだまだ私には見分けるのが難しいのですが、これらのチェックポイントを加味して、のらぼう菜ではないかなと。実際に食べてみるとわずかな苦みもなく、代わりにほんのりとした甘さを感じられる、思っていたとおりの葉物でした。

 

この菜花(なばな)という表記、ちょっと誤解しやすい気がします。どこかに物申したいわけではないのだけれど、気をつけたい言葉だなと。おそらく過去の私もこれを見て「自分はなのはなを食べている」と思いこみながらいただいていたので。

とはいえ違いがわかると面白さも感じます。

基本的にはブロッコリーと同じ洗い方を経て、フライパンで蒸し焼きにすることがほとんど。花を取り除くレシピが多いのですが、毒があるわけでもなく、私自身は食べにくさも感じないので丸ごと調理しています。

スープやおひたしにすることもありますが、色々試しつつも蒸し焼きが一番手軽で時短でおいしい食べ方。きっと正しい(?)菜の花をこれからの季節に購入する機会はあると思うのですが、そのときは独特の苦みも楽しみながらいただきたいと思います。

 

本日の猫。

思いがけず暖かくすごせる日々でした。過去形になってしまうのは、明日から十度ほど下がりそうな予報だから。

二月も始まったばかり。晩冬を楽しみながら春を待ちたいと思います。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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