こんばんは、ヤマネコです。
徒歩圏にいくつかの無人販売所があります。
私がよくお見掛けするのは、主に野菜や果物の販売所。農家さんの軒先や道端に小さな貼り紙とあわせて存在していることがほとんどです。
- 過去記事:田舎の特権、野菜の個人直売所。
こちらはそんな販売所でつい先日購入した、一袋(写真の量)百円だったわけぎ。
野菜が入った袋を自由に選び、お客は置かれた貯金箱に代金を入れて持ち帰る。なんとも物騒な気もするけれどわが家の地域では成り立っており、私も大変お世話になっています。
そこで毎年菜の花を買っていたんです。
……そのつもりだったのですが、実は菜の花ではないことを最近知りました。
のらぼう菜、という関東を中心に広く栽培される菜の花によく似たナバナだそう。調べてみると同じアブラナ科で、実際によく似ているとの説明もありました。
無人販売所の野菜は基本的にどれも同じ袋に入れられ、棚に置かれているだけでどれを選んでも大抵一袋百円。ものによっては品目が書かれていることもあるのですが、こちらののらぼう菜は無記名のままでした。
今回はたまたま野菜を陳列されている最中の農家さんと話す機会があり、私がずっと菜の花だと思いこんで食べていたものが別物だと判明。そちらではずっとのらぼう菜しか扱っていなかったそうなので、完全に誤解したまま食べ続けていたことになります。
幸いしたのが、調理方法などは菜の花とほぼ同じだったこと。それでいて菜の花よりも苦みがなく、ほのかな甘みもあり、おひたしや炒め物などの料理にもあいます。農家さんにお話ししたときにも「それでいいのよ~」と笑っていただきました。
ずっと誤解したまま口にしていた、のらぼう菜。味に関していえば同じみかんでも甘い酸っぱいがあるように、苦みの少なさは個体差の範囲内だと思っていました。別の品種だとは思いもよらず、とはいえずっとおいしくいただけていたので、今後もリピートしていこうと思います。
一つ、今も疑問でいるのが開花してからの調理でも問題ないかどうか。それは聞きそびれてしまいました。
個人的に栄養価の変化はあるだろうと想像しています。開花にエネルギーを使う植物は多く、つぼみの状態以前のほうがたっぷり栄養が含まれていそう。ただ食用としての問題はないように思い、そのつもりで多少開いた花も取り除かずに食べてしまいました。
ブロッコリーなどと同じく、逆さまにして花のほうをゆすり洗いしながら浸し(虫対策の一環です)それから調理の手順。
勘違いはしていたけれど、とてもおいしかったのらぼう菜。同じお店ではたびたび並んでいるので、この春も旬ものとしてしばらく堪能させていただこうと思いました。
本日の猫。
寝ていると思ったら起きていた弟猫。
ここ数日は不思議と早起きしてくれるので、そのぶんお昼寝タイムも増えている彼。
目を開けてみたものの、まだ少し眠かったのか……
この後もう一度お昼寝の姿勢に戻っていました。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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