こんばんは、ヤマネコです。
五年前にニトリでフラワーベースを買いました。
選んだものはガラス製の寸胴タイプ(下の写真左端)。正確な価格は覚えていませんが、ニトリなのでお財布にやさしかったのは間違いなし(貼られたシールには399円と書かれているような?)。
いずれはもっとステキな花瓶を買おうと「つなぎ」の感覚で選んだようにも思うのだけれど、意外なほど飽きることもなく、今は十分に満足していて、すっかり愛用品の一つになっています。
改めて考えてみると、私が花瓶に求める条件に合致していたのだと感じました。
気に入っているポイントはいくつかあって…
シンプルな形状・デザイン
縦長なのにずっしりとした安定感
適度なガラスの厚みからくる扱いやすさ
水のにごりや茎の状態なども横から視認可能
…と思いつつも、透け感のない陶磁器製や、丸みのある和風な花瓶も私はすてきだと思うことが多いので、デザインに関してはケースバイケース。
ただ一つだけ、どうしても譲れない条件がありました。
それが、花瓶の底まで手が届くこと、です。
最近、身内の法事で(親族宅にて)十数種類の花器をさわっているのですが、その中のいくつかは、全体的にはそれなりの大きさがあるのに間口だけが小さく、手を入れて洗うことができないんです。これがちょっとしたストレスで。
寸胴ではない丸みを帯びた花瓶は、長柄ブラシでも洗い残しがありそう。
せめてガラス製なら汚れが見えるのに、総じて透け感のない素材。
漂白メンテなどもなかなか難しい量や環境。一部、金属製の花器は更に悩ましい。
結局、底までしっかり洗えない花器は使うのを避けるようになりましたが、なかなかゼロにはできません(花の増減があったり、親族お気に入りの花器の中に扱いにくいものがあったり…)。
もし今後、自宅用に新たな花瓶を選ぶなら「底まで手が届く」は必須条件だなと思いながら、大量の花器のお手入れを続けています。
ニトリのガラスベースはその条件を難なくクリアしていて、しかもシンプルな形状のおかげもあって多用途。実はもともと植物のために買ったものではあったのですが、このガラスベースの一番最初の用途は、想定外の金魚鉢(水槽?)でした。
写真は2013年のもので、このとき水草の下を泳いでいたのは「めだか」です。
シンプルな形状で、サイズ的にもキッチンのすみに置けたのはお手入れがしやすく理想的だったなと。ほどなくして、このうつわでは手狭になってしまったけれど、それまで期待以上の楽しみ方ができました。
めだかが引っ越したあとはハイドロカルチャーベースに使ったり、一時は長定規や猫じゃらしの収納グッズとして使うことも。もちろん、花瓶としても活躍しています。
「多用途に使えるか」の判断は、形状や素材によるものだけだと思っていたけれど、底まで洗える扱いやすさがあってこそでした。
五年前の購入時にそこまで深くは考えていなかったのですが、五年目にしてここまで満足度が高いのであれば、たしかにお値段以上のものと出会えたのだと思います。
本日の猫。
スカートの裾はいただいた。
どいてほしくば、なでよ。
この程度では満足せんぞ。
…約束とは、踏み倒すためにあるのだ(どかない)。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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