7年目の、ナイトキャップ生活。

こんばんは、ヤマネコです。

2016年から、就寝中に頭にかぶるナイトキャップを愛用しています。

最初に取り入れたのは綿素材。その数年後、綿麻素材のナイトキャップへと移行しました。そして今は化繊ですがレース（メッシュ）生地の、縁あって手に入れた医療用キャップを愛用しています。

一般的にナイトキャップを使う主な目的は髪の保湿だと思うのだけれど、今の私はそれ以上に「長い髪をまとめておく」という希望があります。

寝ている間に髪を体の下敷きにしてもみくちゃにするのを避けたいのと、その結果、ぼさぼさの毛先で猫が遊び始めることにつながらないように。また長さがあると、編んでも結んでも下敷きになるのは避けられないし、毛量が多いのでお団子にまとめると多少の寝返りでも頭痛につながることがありました。

結果的に選んだのが、ざっくりまとめて、帽子に収める方法。その内側で多少混沌とはするけれど、おろしておくよりは圧倒的にダメージを減らせます。これが一番楽で安心できる方法でした。

そんな話を時々身近な友人にもすることがあり、中には実際に試し始めてくれた人も。私の目的は少し特殊なので同じものはすすめにくく、動物製品に抵抗がなければシルクのナイトキャップが人気のようだとも伝えています。

使用感についてはわからないので、もし使うようなら感想を教えてほしいともお願いしたことがあり、最近になってその答えをもらうことができました。

などが、友人からの生の声。

また私が個人的に調べた情報としては、綿や麻は髪の油分を吸収するような効果があるけれど、シルクにはその心配があまりないとのこと。その点については化繊素材にも同じことがいえそうだけれど、シルクの場合は更に保湿効果のあるセリシンが含まれているため、つやなどを増してくれるようでした。

ただし水溶性であるセリシンは洗濯の都度減っていくため、お手入れの仕方や頻度で効果も早めに落ちてくるとのこと。髪用のケアアイテムを買うのとコスパに差がないのであれば定期的に交換するのも選択肢の一つといえそうです。

ナイトキャップの素材として、やはりシルクは適しているとのことでした。

シルクのナイトキャップについての感想を聞かせてもらえたのは昨年のことで、以来自分の愛用品についても見直すつもりで考えていました。シルク以外の選択肢も含めて。

とはいえ私の結論としては、ほぼ現状維持となりました。化繊やメッシュのキャップは私の目的に適っているのと、これまでで一番、品質に変化のないまま長持ちするものと感じているから。

とはいえ、じきに使用開始から三年目。見直しを進めつつ「ほぼ現状維持」というのは、同じショップで違うタイプの医療用キャップを試してみることにしたためです。

こちら、彼の体の下にあるものです。

メッシュ生地のものとあわせて日替わりで毎晩かぶって寝ているのですが、起きて、身じたくを整えつつ帽子をちょっと置くとすかさず踏みつけにくるのが弟猫。なんだかとても気に入っているようです。

これまでの愛用品はメッシュ生地だったけれど、今回は（あまり見えませんが）まさにレース生地。

こちらのほうがゆったりしていて、ロングヘアで毛量の多い私には快適でした。洗濯は手洗いでと書かれていたものの、ネットに収めて洗濯機で洗い続けて一ヶ月、これといった劣化は感じません。

レース生地ってなんとなく弱いイメージがあったのですが、下着の件もあって、最近思いこみの情報を改めています。アイテムによっても、扱い方によっても大きく変わるものでした。

今回のレース生地のものは一枚しか買わなかったのだけれど、サイズ感も異なるならロングのうちはこちらで統一してもよさそう。今年こそ再びヘアドネーションにチャレンジしたいと思いつつ、また切るのが遅れるようならリピートを検討することに。

私の場合は髪の長さによって使い分けを考えるようになりましたが、保湿性よりも通気性（しっとりよりも、さっぱり）、それでいて長持ちするナイトキャップを今後もしばらく選んでいこうと思います。

本日の猫。

メッシュの帽子も下敷きにされていることはあったけれど、レースのほうが踏み心地（？）が良いようです。

これで破けることもないし、生地に毛がつきやすい様子もなかったので、好んで猫にふれてもらえる素材ならかえって私には理想的だったと気持ちを切り替えて見守っています。

本日もおつきあい、ありがとうございました。

こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。