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年賀状に書き足した、もしもの備え。

こんばんは、ヤマネコです。

本日12月15日は、年賀郵便特別扱い開始日。

今日からクリスマス(12月25日)までに年賀状を投函すると、翌年元日に届けてもらえるそう。おそらく私が生まれるより前から続いているルールなのだと思います。

 

わが家の年賀状は毎年どんどん縮小し、風前の灯火のような存在。そんな微々たる枚数なので、私はほとんどの年賀状を一部(住所など)だけ印刷にし、イラストやメッセージは手描きするようになりました。

そんな年賀状に、昨年から新たに書き足し始めたことがあります。

  • 被災したときは「災害用伝言ダイヤル/web171」の利用を検討している意思表示。
  • その際に使う電話番号。

この二つです。

災害用伝言ダイヤルというのは、伝言板をはじめとした被災時の安否確認に役立つ無料サービスのこと。

以前から存在だけは知っていたのだけれど、昨年改めて調べなおし、防災訓練の一環としてお試し利用もしてみました。

万が一のときには実際に活用して家族と連絡をとりあったり、遠方で心配する人に状況を伝えたりできればと思っています。

 

試しながら実感したのは、任意の電話番号を決めておく必要があるということでした。

このサービスでは、一つの「電話番号」に紐づけて「この番号の主からのメッセージ」を登録したり、登録されたメッセージを読んだり聞いたりすることができるようになっています。

問題は家族単位で考えたときに、その電話番号というのは、どの電話番号か? ということ。

(昨年のせた写真です)

サービスが始まったのは1998年、阪神・淡路大震災をきっかけに開発されたそう。

基準となる電話番号が固定電話くらいしか(他の選択肢が)なかった当時は問題にならなかったのだと思います。でも今は家族一人ひとりが特定の電話番号(携帯番号)を持っていてもおかしくない時代。

たとえば親戚の家の固定電話番号、その家の世帯主の携帯電話番号、世帯主ではない家族の携帯電話番号……こんな具合に選択肢が複数あるうえ、私は固定電話の番号を知らない親戚もいます。

仲の良い人(たとえば従妹)の連絡先を複数知っていても、ご家族(世帯主)の連絡先や固定電話番号は知らないということも増えました。たぶんこれはお互いに。

そのため、被災時に171番を使うことを考えているなら、使う意思があることに加え、任意の番号(使うのはこの番号です)を知らせあっておくと効率がいいなと。それを昨年から年賀状に書き添えておくことにしたんです。

 

もちろん家族と同居していても自分の友達だけに連絡したい、職場関係で業務連絡も兼ねてやりとりしたい。そういう場合は個人の電話番号を活用するほうがスムーズかもしれません。

一方わが家では家族や親戚といった単位で考えることも多いので、そういう間柄の相手には年賀状を使ってお知らせすることに。年賀状なら一応は目にとめてもらえるだろうし、一定期間は手元に置いてもらえる可能性も高いと思ったためででした。

 

昨年(2024年の年賀状)から始めたことですが、その後、顔をあわせた際にweb171の件が話題に上がったことも一度だけありました。あちこちで広報を見かけるのに認知度が低かったり、存在を知っていてもどんなサービスかまでは知らなかったり、当然使ったこともなかったり。

私も昨年まではそういう状況だったので、改めて「いざというときは使います」「この電話番号です」というのを、今年の年賀状でもアピールしていこうと思います。

 

本日の猫。

今日も空っぽのお風呂に侵入した弟猫。

残り湯は一滴も残っていないし、とくに何をするわけでもないのですが、一度入ると落ち着く様子。

ほんの少し、かくれんぼの延長気分なのかもしれません。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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