こんばんは、ヤマネコです。
二年前の2022年2月、スーパー猫の日が話題になっていた頃合いに、ずっと気になっていた猫デザインの小皿を買いました。
ネコ醤油皿というものです。
ぱっと見は真っ白な小皿。その名のとおり、醤油皿として使い勝手の良いサイズです。お皿の底には猫のシルエットが凹凸でデザインされており、醤油を注ぐとその姿が浮かび上がってくるというアイテム。
シンプルながら猫というモチーフのあしらわれ方が秀逸で、サイズ感や深さなどがちょうどほしいと思っていたお皿に近かったので、まずは一枚買ってみることにしました。
(正確には、当時セール価格になっているのを店頭で見つけた友人が代理購入してくれました)
結論からいえば、私はこの一枚を今も大事にしているけれど、予定していた追加購入は見送りました。
デザインは本当にかわいくて、このまま使っても文句なし。
練り切りなどの生菓子にもちょうどよいサイズ感で、食べ終わったら猫と対面。そんな趣向をとても気に入っています。
ただ、醤油皿というからには醤油を注いで使いたい。
その結果が、正直、思っていたのと違ってしまったのでした。
上の写真は、今年のどんど焼きのときのものです。お団子に添えるお醤油をたっぷり注いだつもりはありません。それどころかとても慎重に、できるだけ猫の形からはみ出さないようにそっと流しこんだのだけれど、結局シルエットからは溢れてしまいました。
そもそも猫のシルエットはとても浅いくぼみなので、一切あふれないように注ぐのはなかなか難易度の高い技でした。
ただ、それでもパッケージのようなかわいいシルエットになるはず……という期待どおりにもいかず、自分の不器用さにもしょんぼり。
ただし量は加減したので、問題は醤油の濃さなのかな? とも思っています。
というのも私が愛用している醤油は、たまり醤油。一般的な濃口醤油よりも深く濃い色をしています。
個人的に異なる種類のお醤油を並べてみたことはなかったし、色の濃さを見比べてみたこともありません。薄口と濃口では名前どおりの違いがあるという認識でしたが、濃口とたまりの色がこんなに違うとまでは認識できていませんでした。
そもそも一般的な小皿に濃口とたまりの醤油を注いでみても、ぱっと見そこまで色の違いは感じません。ただ皿の底に柄がある場合、その見え方はがらりと変わるようでした。
それを今回、猫のシルエットで実感。
つまりパッケージのような猫の浮き上がり方を求めるなら、注ぐ醤油自体を変えるのが最短の解決方法なのだろうなと。
ただ、私自身が今はメインの醤油を選び直すつもりがありません。たまりの味もコンセプトも気に入っているし、小皿を使いたいという理由だけでは調味料の再選定には至りませんでした。
いつもとは異なるお醤油(テイクアウトのお寿司などについているタイプ?)を手に入れたら改めて試してみたいと思っていたのですが、自宅ではまったくその機会がなく、気づけば三年目です。
残念ながら期待とは少し違ったけれど、醤油も含めて一般的な食品用の小皿として今も愛用中。いつか理想的な猫が浮かび上がってきたときにはまたご報告させてください。
本日の猫。
撮影しようと思っていたときはただ床に伸びていただけだったのに、このタイミングでは背後の何かが気になっていたらしい弟猫(原因不明)。
肉球を押すと耳がぴょこっと開く仕様でした。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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