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子猫のための、割烹着づかい。

こんばんは、ヤマネコです。

今年も栗しごとを始めるタイミングで、「アレを使わねば」と思い出したものがありました。

割烹着です。

 

初めて割烹着に身を包んだのは2015年(当時の記事に着画もあります)のこと。

選んだものは昔ながらの形で、色は白。ふちにはレースやフリルがあしらわれていましたが、ガーリーな雰囲気というよりは「肝っ玉母さん」な印象を受けました。だから私にも着やすかった。

その後、もう少し普段着になじみやすい割烹着を無印良品で二着(二色)買い足しました。

これらは本当にお気に入り。ただ暑がりの私は夏に重ね着するのが難しく、主に秋から春にかけた3シーズン用のアイテムになっています。

というわけでしばらく休ませていた割烹着の着用を、秋の訪れとともに再開させました。

 

栗しごと用に選んだ割烹着の色は、黒。かつてお気に入りのシャツワンピースを栗の渋で汚してしまった過去があるので、今回は汚れの目立たない色を優先させました。

そして思惑どおり、無事に第一弾の栗しごとを終えています。

 

その栗しごと中の話なのですが、大変だったのです。

子猫が。

 

あっちに行ってはニャー。
こっちに行ってはニャー。

キッチンとリビングを隔てる扉の向こうでウロウロしながら、ずっと「構って」アピール。

作業の合間に抱っこをしに行くと、ひざの上で寝息をたてはじめる天使なのですが、そっとクッションの上におろすとすぐに覚醒。また「ニャー」です。

かわいすぎて、しんどいとは、まさにこのこと。

 

そこで割烹着の出番です。

着ていた割烹着の裾を持ち上げて、両サイドでこぶ結び。

ワンピースのように背面までたっぷり生地があるタイプなので、こうすることで腰下あたりが浅いポケットのような形になりました。

そこに子猫を入れるだけ。

しばらく落ち着きなく首を伸ばしたり引っこめたりしていましたが、徐々に受け入れてくれたのか、栗むきをしている最中ずっと私の手元をぼんやり眺めている様子でした。

さすがに私が立ったままの状態では眠ってくれませんでしたが、終始とってもいいこ(嫌なときは全力で暴れるタイプ)。

座って動かなくなると周囲を蹴飛ばしたり引っかいたりしていましたが、さいごはそのままスヤスヤ眠りに落ちました。

 

市販のスリングバッグ(ななめ掛けするワンコ用布バッグ)も持っているのだけれど、そちらは深すぎて猫が顔を出した状態でいるのは難しいのです。私が腰を下ろしたまま子猫を中に入れ、寝ついた様子を見てから立ち上がってもすぐに目覚めて、更にはよじ登ってきてしまいました。

そこで割烹着を使った、カンガルーポケット風。これなら周囲が見渡せるし、しっかり結んでおけば安定感もそれなりに。

難点と言えば、ポケットにするための結び目をほどくと、リネン素材の生地がしわくちゃになること。

お手入れすればいいだけなので、これは仕方がないなと思います。

 

とはいえ今回は体重1kg程度の子猫だったので事足りたけれど、来年のための対策は今から練っておかねばなりません。

元気に育ってほしくもあり、小さいままでいてほしくもある。
猫とは人を魅了し、悩ませ続ける、罪な存在なのでした。

 

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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