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人日の節句に七草粥、そして「いただく」という言葉。

こんばんは、ヤマネコです。

本日は人日の節句、日本のハーブを加えた七草粥をいただきました。

せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。
これぞ七草。

実は私、七草粥をつくるのはほぼ初体験。

これまでは毎年、この日だけは家族がつくってくれていたのですが、今年は諸事情からバトンタッチ。念のためにレシピを検索しながら調理スタートです。

 

レシピは複数チェックしたのですが、どの説明にもざっくり「七草を刻んで」という工程があり、初体験の私はまた深く考えてしまいました。

  • どのくらいのサイズに刻む?
  • どこまで食べられる?(根っこはもちろん切り落とす?)

というのがよくわからなくて、今日は手探りしながら包丁を握ることに。

切り方(サイズ)は後述しますが、根っこはもったいないのかな…?と疑心暗鬼になりながら、切り落としました。

 

すずな(カブ)、すずしろ(大根)は、根の部分も薄切りにして、葉物と一緒に後で加えるレシピが多いようだったのですが、私は角切りにしてお米と一緒に煮ることにしました。

洗ったお米に水と、根菜を加えて火にかけます。

 

お粥の炊飯中に葉物のほうはざっと洗って…

鍋に湯を沸かし、塩をひとつまみ。

そこで下茹でしてから、結局1cm程度に刻みました。

 

これまでお粥づくりには、洗米・浸水・煮込み作業で1~2時間はかかっていたけれど、今年は昨日記事にした圧力鍋が強い味方になってくれました。

洗った生米に角切りした根菜と水を加え、圧力鍋で加熱。自然減圧(自然にピンが下がるの)を待って、蓋を開けたら下茹でして刻んだ葉物を入れてひと煮立ち。

洗米から全工程20分程度で完成です。

更にお餅を加えようと思ったのだけれど、圧力鍋で初めてつくったお粥はこれまでになく、もっちもち。このままいただくことにしました。

昨日は圧力鍋について「時短になる」と書きましたが、もちもち系のごはんが好きな方には、普通の鍋炊飯以上の感動があると思います。

これまでの鍋(ルクルーゼ)炊飯も美味しかったけれど、同じお米が更に美味しくなった気が。特に、温めなおしたときの食感に感激でした。

圧力って、すごい。

 

ところで最近、自分がつくった料理に対し「いただく」という表現はおかしいのかな?と、知人との間で話題になりました。目上の方に注意されたのだそう。

たしかに誰かにつくってもらった食事ならともかく、自作の料理に「いただく」という日本語はおかしいと言えるかもしれません。

ただ個人的に「食事をいただく」という表現については、料理(調理という工程)そのものに対してだけでなく…

  • 「食材」に対して
  • 育てる・収穫するなどで介した「人」に対して

…など、自宅に持ち込む前のルーツを考えながらの「いただきます」だと思っています。もちろんつくってくれた人がいる場合は、その人に対しての敬意も込めることになりますが、自分でつくったものを一人で食べるときにも「いただきます」で、違和感を持ったことはありませんでした。

マナーも含め、言葉って難しいなと思いながら、今日は2017年の無病息災を祈り、七草粥をいただきました。

神奈川県産の七草、ごちそうさまです。

 

本日の猫。

年始に消耗品を色々入れ替えたのですが、猫じゃらしも新調しました。

上下したり、投げる仕草をしているうちに…

大して動いていないのに、なぜか猫じゃらしを見失う彼らが愛しい。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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