こんばんは、ヤマネコです。
昨年の夏にヘッドホンを買っていました。
最近はすっかりイヤホン(あるいはスピーカー)派だったので、こういうタイプを持つのはは数年前に当時の長期愛用品を経年劣化で手放して以来。購入のきっかけになったことがいくつかあるのですが、その理由の一つを昨夏のブログでも書いていました。
- 過去記事:壊れて捨てたものを、ふと思い出して。
簡単にまとめると、イヤホンだと「装着していること」が客観的にわかりにくく、声をかけられても無視してしまう心配があったことから、状況によっては外での使用が難しい、という話でした。その場合にはヘッドホンに利点を感じることもあるなと。
とはいえ愛用しているイヤホンを今もとても気に入っており、人目だけを理由にヘッドホンを買い足すことまでは考えていませんでした。購入に踏み切ったのは他にも所持したい理由が増えたからです。
昨年から現在に至るまで、私の仕事内容にも少し(私の感覚では大きく)変化がありました。基本的なことは変わらないし、追加された作業も些細なことばかり。最初のうちは自分なりにこなせているつもりだったのですが、その些細な作業(要望)が日に日に増えて、年明けくらいからずっとあたふたし続けています。それはそれ。仕事なのでなんとか対応せねばとがんばっています。
実はその変化の流れで、仕事関係の音源(?)をいただき、自宅で試聴することも増えました。
これまで自宅で音楽を聴くときは、短時間ならイヤホン、長時間ならスピーカーを使っていました。そのスタイルは今も変わらないのだけれど、私は仕事でいただく音源をスピーカーで(室内に響かせて)聴くのがちょっと苦手。でも愛用のイヤホンはワイヤレスであり充電式。仕事だと先方とのやりとりをしながら長時間作業になる日も稀にあり、充電を気にしながらの作業は効率的ではありません。
それが前述のヘッドホンの利点について考えていた時期と重なったため、手ごろなものを用意することにしたんです。
今回は仕事で使うといっても高音質を望むわけではなかったので、予算は高くても五千円くらいかなと。でもすぐに壊れたり雑音ばかりの低音質に悩まされたりというのも困るので、最初は私でも知っているメーカーの商品を検討していたんです。
ただ本当にたくさんのレビューを参考にさせていただき、最終的に私にとっては初めて見聞きすることとなった「Mpow」というメーカーのものを選びました。
- ある程度の音質を期待できる(数か月単位の長期使用レビューも確認できた)。
- 無線でも、有線でも(自宅では充電切れを気にせず長時間でも)使える。
- 耳をすっぽり覆う密閉型(私はそれ以外だと耳が痛くなるので)。
- 必須条件ではなかったものの、色の選択肢があった。
- 予算(5,000円)内。
などが選択の決め手に。
実際の購入金額は3,000円弱。Amazonで注文したのですが、しばらく検討しているうちに時々セールになることにも気づき、それも後押しになりました(数日おきにセール価格が設定されたかと思えば数ヶ月変化なし、ということもある様子)。
本体の質感はマットで、さわり心地は不思議としっとり。高級感とは違うのだろうと思うけれど、私は好きな雰囲気です。
小さな難点をあげると、レビューには「眼鏡と重ねてつけても痛くない」というご意見があったのですが、私の眼鏡フレームが樹脂製(少し厚みがある)のためか、そのままあわせて使うと耳裏に圧迫感がありました。ただ眼鏡(耳にかかる部分)の位置を調整すればなんとか。これは人によっても眼鏡によっても感想が変わりそうです。
音質については、私にとっては期待どおりでした。すごくこだわるほうではないものの、聴きやすさとして十分。私自身が半年ほど使っていますが、この期間中に特別変化を感じることもありませんでした。
更に私は未使用なのだけれど、なんとマイクつき。
有線では機能しないそうですが、Bluetoothでスマホなどと接続しながら通話にも使えるとのことで、お手頃価格ながら本当に多機能だなと。
またちょっとしわがあったものの(開封時の写真です)、布製の収納袋も付属しています。
私は自宅(主に室内、稀に庭先)で使うことが多いので必要性は高くないものの、持ち運びが多いと重宝しようだなと思いました。
他にも、3.5mmオーディオケーブルとUSB充電ケーブルがそれぞれ一本ずつセットになっていて、購入後の接続も使用も悩まず簡単。素人の私は、多機能で複雑すぎると使いにくいこともあるのだけれど、これは今日までほとんど悩むことなく使い続けることができています。
実は購入前のメーカー選びで迷っているときに、友人から「有名メーカー品の廉価品を買うなら、無名メーカー品の標準品を選んでもいいと思う」というアドバイスを受けました。その二社製品は価格帯がほぼ同じだったんです。
ブランド名における信頼を意識するなら前者だけれど、同社のハイエンドモデルとは明らかな品質の違いがあるはず。一方で無名(と称するのは申し訳ないのですが)メーカーの品は広告費などが上乗せされていないなど、品質以外の部分にお安い理由があることも多いのかなと。実際に使い始めた今とても満足しているので、尚更その言葉の重みを感じるようになりました。
肝心の仕事の内容に関しては最近ちょっと気が重くなることが多いのですが、その作業を少しでも楽にしてくれるアイテムとして、このヘッドホンはとても役に立ってくれています。
本日の猫は、数日前の兄猫。
実は今日の更新内容は、先週末の地震が起こった日に用意していたものでした。
被害状況については、当初見えていなかった部分も明らかになってきて胸の痛みは増すばかりです。そして他人事ではない、という実感も強まっています。
不幸中の幸いだったのは、連絡をとってよいものか迷っていた東北に住む友人から一報が入ったこと。そちらはとくに問題ないとのことで本当にほっとしました。
改めて自分たちの備えを見直しつつ、被災地のためにわずかながらできることをさがして、進めていきます。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
お気に入りテーマ。
おうちごはんを楽しむ暮らし
無印良品週間で購入したもの
大人ナチュラルファッションが好き