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猫と楽しむ、手づくりモビール。

こんばんは、ヤマネコです。

もう少しインテリアにもこだわりたい、と思っていた頃、つくり始めたのが「モビール」でした。

紙などの軽い素材でつくった飾りを天井からつるし、空気の流れを受けて揺らめくのがモビール。市販品も買ったことがあるけれど、凝ったものでなければ手づくりできそうだなと、思いつきで始めました。

材料となる「竹ひご」や「テグス」は100円ショップでもそろいます。肝心のモチーフはなんでもよかったのだけれど、このときはクラフト紙をおさかな型に切っただけのものを使用。

最初は猫型に切るつもりだったのですが、「猫たちが興味を持ってくれること」をイメージして、おさかなだったら可愛いかなと。目論見どおり、彼らは興味津々でした。

 

と、喜んだのもつかの間、初代モビールはあっけなく連れ去られて行きました…。

というわけで、現在のおさかなモビールは「二代目」なのです。

 

昨年猫本に掲載していただいたときにも二代目が写っていたのですが、その本の発売後すぐに新しいモビールも追加していました。

今度はおさかなではなく、おりがみで折った鳥を飛ばすために。

かつて余りがちだった「グレー」のおりがみを使うことで、かもし出すのは静かな存在感。わが家の殺風景さにもうまく溶けこんだかなと思います。

 

紙製モビールはとても軽いものなので、開き戸をそっと開閉するくらいの空気の動きでも、ゆらゆらたゆたいます。私はそれに癒されるけれど、その横で同じように天井近くを見上げる猫たちは、なんとも表現しにくい表情を浮かべる日々。

届きそうで、届かないから。

なんて、今は無理そうだと高をくくっていても、いつかは初代と同じ道をたどるかもしれません。

でも壊されてしまう可能性も想定しての手づくり品。ギリギリ届かない場所につるしておいて、時々思い出したようにモビールへの興味を取り戻す猫たちを見るのも楽しいなと。

届かない場所、というのがちょっと意地悪だとも思いつつ、そんな攻防を続けながら、彼らの「いたずらのレベルが上がる」という形での成長も見守っています。

 

本日の猫。

あのユラユラしてるやつ、なかなかとれません…。
(たぶん、初代を捕獲したのは彼のしわざ)

いや、あきらめません!獲るまでは!

こちらは昨年の様子ですが、カーテンの向こう側にいるのは愛息。この光景も大好きでした。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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