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完成度よりも大切な、その先のこと。

こんばんは、ヤマネコです。

節分の豆まきに使った福豆は、無駄にならないようにと自宅で大豆を煎ったのですが、それでも少し余ってしまいました。

そこで福豆を使ったチョコクランチに変身させることに。まずは残った豆をまとめてすり鉢に入れ、細かく砕くところから。

ローストアーモンドのストック(おやつ用)もあったので、そちらも包丁で刻みます。手作業なのと、ざくざくとした食感を残したいのとで、豆もアーモンドもだいぶ粗めに。

あとは同量くらい(目分量)のチョコレートを湯煎で溶かし、刻んだ豆とナッツを投入。

しっかり混ぜたらスプーンですくい、オーブンシートの上へ。あとは固まるのを待つだけ。途中の計量は一切必要なく、15分程度の作業でした。

これでまた、しばらく楽しめるおやつストックが増えました。

 

昨年末からお菓子づくりがあまり進まなかったのですが(クリスマスケーキもつくらず)、最近少しずつ状況が落ち着いてきたのを見計らい、息抜き感覚で再開しています。

以前ほど量も回数も増やせはしないけれど、自宅に常備しているそう多くはない材料たちを、多種多様に変化させるのはやっぱり楽しい。

新鮮な鶏卵が手に入ったタイミングで、シフォンケーキも焼いてみました。

残念ながらちょっとしぼみがちになったものの、スはほとんど入ることなく、仕上がりの食感はしゅわしゅわ。見た目から想像するより上々だったと、今日も自分に甘い評価です。

 

完成度が低くても食べれないほどの仕上がりになった経験はあまりなく、わが家のキッチンでは「見た目が悪くても意外とおいしい」なんて奇跡(?)もよく起こります。

それに私にとっては、仕上がり以前に「つくること」自体が精神安定剤のようなもの。

お菓子だけでなく、工作とか、絵を描くこととか、文字をつづることもそう。とくに心配ごとや悩みごとがあるのに、自分にできることが何もないとき(いつもどおりにすごすしかない、と分かっていても心がざわつくとき)には、無心に何かをつくる。

それは自分の中で張り詰めている糸のようなものがゆるむ時間でもあって、こういう心の調律方法を一つでも見つけておくことは、ある意味「緊急時への備え」の一つだなと思うのでした。

 

少しずつ貯めていくテーマ。

 

本日の猫。

こんにちは、今日は現場からお伝えしています。

このラグの端、ボロボロの状態をごらんください。
事件の壮絶さを物語っていますよね…。

どうしてこなったかというと、こうです。犯人はこうして爪をとぎ、走り去っていく常習犯なのです。でも、かわいいから許されるのです。完。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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