こんばんは、ヤマネコです。
毎年末、ルピシアでお茶の福袋を買っています。
気づけば十年ほどリピートし続けていました。
私が認識している限り、ルピシアには苦手なお茶というものがほとんどありません。十年買い続けていても満足度の高い内容だったので、今年の冬にも発売されれば迷わず注文する予定です。
基本的に何が届いてもおいしくいただける福袋。それでいて自分ではなかなか選ばないお茶が届くことも多いので、福袋としても楽しめています。
そんななか昨年末に届いた一品に思わず感動してしまいました。
それが、キャッスルトン。
CASTLETON, FTGFOP1 2023-DJ164(キャッスルトン, 2023-DJ164)
分類としては夏摘みのダージリン。名前に入っている「F.T.G.F.O.P.」というのは紅茶の等級とのことで、こちらは最上級品なのだそう。というのを最近、改めて調べて知りました。
現行品には同じ品名(品番)のものがないのだけれど、昨年調べたときには30gで2,400円というお値段設定。別の品番のキャッスルトンシリーズも概ね高価格帯。こういうお茶も普段ならなかなか手を出せないため福袋ならではの出会いです。
とはいえ残念ながら高級なお茶だからこその特別なおいしさ……というものを私はよく理解できていません。どのお茶もおいしいなと思いながらいただいているので満足度は充分なのだけれど、繊細な違いがわからないのは我ながら残念な舌や感性だなとも感じています。たとえばブラインドで飲み比べても高級茶葉を当てられそうにありません。
ところがこのキャッスルトンはいつもと少しだけ違いました。
正直にいえば味への理解度はいつもと変わらなかったのだけれど、香りがものすごくよかったんです。
熱湯を注いだときにふわりと広がった香りが過去に飲んできたダージリンとは明らかに違い、生花を感じるような芳香にびっくり。飲んでいる間もずっと良い香りが続いていて、いつものデスクワークが急に優雅なティータイムに突入したようでした。
むしろ仕事の片手間に飲むのをもったいなく感じるほどで、いそいそと少しだけかしこまったティータイムをしつらえて楽しんでいます。
今年(昨年末)の福袋は、竹ノンフレーバードに少しだけお得感がない結果だった(詳細不明の部分が多くて判断しかねていた)のだけれど、現金なもので実際に飲んでみたら感想が一変しました。
素人の私がいつもの道具で、いつものように淹れただけで違いがわかるほどの茶葉。
それほどのお茶とのご縁があったことに感動しつつ、例年どおりであれば来月には始まる福袋の受注で「竹ノンフレーバード」を再注文する気持ちが固まりました。
尚ルピシアは今年で創業30周年、今月末まで20%オフの優待セールをしています。同じ品番のキャッスルトンがあればこれだけはリピートしたかったです。
本日の猫。
今日も寝子。
枕代わりにそっと手を挿しこんだら、そのまま抜くタイミングがわからなくなりました。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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