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おつきあい十年目の、扱いにくい愛しの道具。

こんばんは、ヤマネコです。

普段おやつは手づくりすることが多いのですが、お土産はありがたくいただきます。先日わが家に、信玄餅がやってきました。

いただいた当日は日本茶ではなく、コーヒーを淹れて。

 

わが家では、コーヒーメーカーやティーポットをハリオ(HARIO)のガラス製品で揃えています。

初めて手にしたときは、あまりに繊細すぎて私には無理だ(すぐ割る自信がある)…と思ったけれど、私にも手が届きやすい価格帯、お手入れのしやすそうなデザイン、注がれたコーヒーやお茶がはっきり見える透明感に魅了され、自分のお気に入りとして家に持ち帰ったのでした。

 

そんなハリオのドリッパーセット。一体いつから使っていたかな?と思い返してみたところ、2006年からでした。なんと十年目。

当時の私が選び抜いた…といったら大袈裟ですが、十年前のお気に入りが今も同じくらい好きというのは、色々手放してきた私にとってはすごいことのように思えました。

(あと、私が割っていないことが素晴らしい…)

 

ドリッパーセットを皮切りに、ティーセットを選ぶときもハリオに即決。普段用には「茶茶急須」の450mlサイズを愛用しています。

コーヒーセットの1~2年後に購入しているので、こちらも長いおつきあいになっていました。

 

ただ急須に限ってはセットになっていた茶こしがうまく使えなかったので、それは処分。金属の継ぎ目に隙間があって茶葉が入り込みやすく、洗うのが難しかったんです(改良されているかもしれません)。

今はハンディタイプのものを活用。

この茶こしには、矢印の部分に隙間がほとんどありません。最初はこういう「ポットに取り付けられない道具」は(庶民的な日常使いがメインなのに)ちょっと面倒かなと思ったのですが、お手入れしやすいことでストレスが減ったような気がします。

 

私はがさつである。

そんな自覚があるので、本来なら頑丈な道具を持ったほうが安心です。そう考えると、これらの茶器は買い換えたほうが良いのかもしれません。

割ったら危険だし、他のガラス食器より割れやすそうな薄さだし。そういう意味では扱いにくい。

でも安心な道具ばかりだと、私は依存して「ちょっとくらい大丈夫だよね」と粗雑な扱いをしがちなので、日に何度か触る程度の茶器くらい緊張感を持って接するような道具でもいい。

何より、割っても同じものを買いなおしたい。いつの間にか、そう思うくらい気に入って愛用している品でした。

 

とは言えハリオのガラス製品は、その薄さから受ける印象よりもずっと丈夫なのだと十年目にして再確認。

…それを確認したのと同時に扱いが悪くならないよう、今後も大切にすると誓います。

 

本日の猫。

寝ているところに…

(なぜか)ガブッ!

無防備に寝ているだけで噛みつかれるおそれがあります。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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