こんばんは、ヤマネコです。
数年前から毎日ライターを使っています。
主な用途はお線香。わが家のお仏壇は猫たちのための簡易的なものですが、それに向き合う際、少なくとも日に三回はお線香に火を入れています。
その際に使っているライターは以前にも記事にしたことがある知人から譲り受けたもので、まだ使い切れていません。ただ数は大量にあるものの、そのほとんどは中のガス残量がわずかな状態。すでに数十本単位で使い切り、今も継続してありがたく使わせてもらっているんです。
そんな大量のライターと向き合い始めた二年前、すべての個体の着火確認をしました。中のガス残量にかかわらず、構造的な不良なのか着火できないものがちらほらとあったからです。
確認方法はシンプルで、地道に一本ずつライターの火をつけたり消したり。それでも数があるぶん数人がかりで小一時間ほどの作業でした。
ところがその後にも年月を重ね、最近また着火できないライターを手にするようになりました。使い始めは問題ないのですが、十数回使っているうち、中のガスを消費し切る前に火がつかなくなるんです。詳しい原因はわからないのですが、部品などの劣化かなと。
ネットで見かけた簡単な対策や掃除方法を試してみても、解決できたものは正直一本もありません。素人ながら可能な範囲であれば修理することも考えましたが、もともとライター本体は買ったものではないこと(おそらくタバコのおまけ?)、古い状態であること、数が多いこと、中のガスも少ないこと、そういった理由からも手間や費用をかけての対策には抵抗がありました。
そこで火がつかなくなったものは、その時点で不燃ごみとして手放すことに。
ライターを不燃ごみに出す場合、わが家の地域では中のガスを空にする必要があります。ただ火がつかない以上は「使い切る」のが難しく、写真のような昔ながらのタイプだと尚のこと手間がかかります。
そこで分解して強制的にガス抜きをすることに。
と思ったのですが、今回改めてその作業方法について調べ始めたところ、素人が使い捨てライターを分解するのは危険であるとの注意喚起を見かけました。
もともと分解されることを前提につくられたものではないし、ガスが残った状態で部品を外し、万が一火花が散ったら火災に発展する可能性がある。
それはとても危険なことだと想像はできます。とはいえ二年前に数百本のライターを向き合ったときにも一部を分解して処分しました。そのときは問題なかったし、今回も自己責任でいいかなと。
そんなことも考えてしまったけれど、やはり思い直して反省し、他の方法をさがすことにしたんです。
ではどうするのか? とごみの分別方法などが書かれている地域の広報サイトで調べてみたものの「使い捨てライターの捨て方」はあっても「着火しないガスが残ったままのライターの捨て方」は見つかりませんでした。
そこで連休前に問い合わせてみた結果、
「役所に持ちこんでください」
とのこと。それだけでいいの? とびっくりしています。
その後で調べてみたところ、「ガス抜きできないライター」の回収ボックスを設置している施設などがあることを知りました。バッテリーや資源ごみの回収ボックスは見たことも利用したこともあるけれど、ライターの回収については知りませんでした。
とはいえ今は一本のライターのためだけに(役所とはいえ)人に会いに行くことをためらう時期。まだ手元にあるものが今後も着火不良になる可能性もあるだろうからと、しばらく様子を見ることに。役所なら他にも行く機会はあるので、そういうついでに持参しようと思います。
尚、わが家の地域では役所の受付で事情を伝えてライターを渡すだけでいい、費用もかからないとのことだったので、拍子抜けしつつも安心できました。
地域によってごみの分別方法は変わりますが、
- 使い切っていないライターを素人が分解してはいけなかったこと。
- (当地域では)役所に持ちこむだけで回収してもらえること。
一般的な情報も、わが家の地域でのルールも、改めて確認の上で学習できました。
まだしばらくは知人宅からもらい受けたライター(実は当初より数が増えました)のお世話になる予定なので、危険のないよう、できるだけ使い切っていきたいと思います。
本日の猫。
あたたかくなってきたからでしょうか? しばらくおとなしかった弟猫が、また少しやんちゃな破壊神の資質を発揮するようになってきました。
また別の機会にご報告しようと思っているのですが……
やっぱり彼は、生まれながらのハンターなのかもしれません。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
お気に入りテーマ。
おうちごはんを楽しむ暮らし
無印良品週間で購入したもの
大人ナチュラルファッションが好き