こんばんは、ヤマネコです。
空き時間を寄せ集め、知人宅の片づけなどをお手伝いさせてもらうようになって一年と少し経ちました。
昨年の春から少しずつ、本格化し始めたのが同年夏ごろ。最初は一軒だけだったのが、他のお宅からも声がかかって少しずつお手伝いしています。
- プロではないので費用(私個人の人件費)はいただかない。
- 私の都合で不定期にお邪魔して、少しずつ進めさせてもらう。
- 不用品と判断されたものの中から私が惹かれたものを譲っていただきたい。
ルールというほどではないけれど、こんな条件で。
最初は食器棚など、小さなスペースの整理だけでした。それが、ふだんは使っていない部屋や二階スペースなど、「気づいたら物置き」になっていた場所を片づけさせてもらっています。
どのお宅も建てられたのは昭和時代だと思うのですが、家財の一部は明治・大正の頃を感じさせるものも多々。もしかしたら不用品の中にもお宝があるかもしれないけれど、私自身はこれっぽっちも目利きでないのが残念です。
(その流れで頂戴した、まだまだ賞味期限内のえごま油)
それでも使えるもの、使ってみたかったものなどをちょこちょこと譲っていただいたり、中には一見だけで眼福と感じるものと出会ったりするので、今も楽しみながら続けています。
そんな中で「どう捨ててよいか困っている」と相談されたものが、使い捨てライターでした。
ヘビースモーカーのご主人がたばこを買うたびにもらうそうで、その数なんと数百本。
これを少しでも減らしたいとのことなのですが、問題は、ほとんどのライターに液体ガスが「ほんの少し」残っていることでした。
私はこの中身の量を見る限りすべて使いかけなのだと思ったけれど、調べるとガスは自然に抜けてしまうのもめずらしくないとのこと。ご主人は手近にあるものをどんどん使ってしまうそうで原因が明確ではないけれど、経年劣化もあり得るのかもしれません。
いずれにしても中身がある程度残っていれば譲渡先を見つけやすいと思うのですが、この残量では失礼になることが心配。でも地域のルールで処分の際には「使い切る」必要があり、捨てるに捨てられなかったのだそう。
- 強制的にガスを抜く。
- 経年劣化しているのなら、もう何年か放置しておく。
- なんとか使い切る方法を考える。
強制的にガスを抜くには、ライターの火をつけたら吹き消し、その着火レバーを下げた状態で輪ゴムやガムテープで固定しておけばよいとのこと。物理的にペンチなどで金属部分を分解する方法も見つけました。ただ、やはり「本数」の壁が高いなと。
故障している(着火しない)数本に関しては分解処分するとして、問題はそれ以外。この際だからもう少し様子を見ようかという話にもなっており(ただし現時点で本当に経年劣化しているのかは不明)、残念ながら他に妙案がありません。
それと並行して、自己責任の上で少しずつ使わせてもらうことにしました。
私が使う場面は、主にお線香(一日三回+月一のお墓参り)と茶香炉。そんなに頻度も高くないのですが、改めて考えると「月に百回以上」というのは自分にとって意外な多さでした。
ところが、調べてみたら新品のライターは千回以上着火できるのだとか。ちょっとひるんでしまったけれど、手元のライターの多くは残量が少ないので(容器の底1cm以下)、この半年だけでも月に1~2本は使い切れています。
当初は他人に声をかけるのにためらいがあったものの、身近な人に話したらお仏壇で使いたいと快く引き取ってもらえることまであり、来年内に半分くらいは消費できそうな目途が立ちました。
今の私にとっては毎日使うものでもあるので、少しでも無駄にせずに使い切れたらいいなと思っています。
※くり返しになりますが、ガス漏れの危険性があるライターにはお気をつけください。
本日の猫は、今日もお風呂から。
しっぽの先端を濡らす遊び?
魚のいない魚つりごっこ?
しっぽが濡れていることに気づいてバスルームを飛び出していくのは、この数秒後の話です。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
お気に入りテーマ。
おうちごはんを楽しむ暮らし
無印良品週間で購入したもの
大人ナチュラルファッションが好き