こんばんは、ヤマネコです。
四年前、ランドリークリーンリング(以下「LCR」)というものを買いました。これは「洗濯用洗剤が不要になる」と謳われたもの。
はじめに
まず、この商品には一部で「詐欺」という疑惑があがっています。そのため今回はこの商品をオススメする記事ではありません。また私個人の憶測が含まれた内容になっています。
私がこれを購入した当時はそういった話を知らず、ただ「水だけ洗濯のサポートに」と選びました。そして数年後、他の方のレビューを読んでガッカリし、一時期は使うのをやめていました。
ただ、現在は使用を再開しています。
「水だけ」と「LCR」の洗濯比較
以前、同じように泥汚れのついた白い靴下を左右に分けて、「水だけ」と「LCRを入れて」の二通りで洗濯したことがあります。
三年前の写真です。
偶然だったかもしれないけれど、LCRを使って洗ったほうが汚れは落ちていました。ただし真っ白にはならなかったので、更に洗剤を入れて二度目の洗濯をしたら汚れはキレイに落ちました。
LCRでは洗剤ほどの効果がないんだな…と残念に思った一方で、「水だけで洗うより落ちる」というのは感動の結果でした。
私がLCRを使い続ける理由
この「水だけで洗うより落ちること」の原理は、LCR販売元の複雑な説明とは関係なく、洗濯機の中でシンプルな「叩き洗い」が行われているためだと思っています。
これなら水だけ洗濯より汚れが落ちたことも、洗剤ほどのパワーがなかったことにも納得でき、こういう効果があるなら使おうと続行を決めました。
現在の洗濯
私の当初の目的は「洗剤を使わないこと」。
LCRの叩き洗い効果が期待できれば洗剤(石鹸・アルカリ洗濯剤などを含む)はいらないかもしれない、と思ったこともあったのですが、現在は「洗剤+LCR」を併用しています。
水だけ洗濯は厳しい
実際に一定期間「水(LCR)だけ洗濯」を試し、一時は快適だったのですが、デメリットも体感しました。
洗剤を使わない洗濯のデメリット(わが家の場合)
- 分解できる汚れ・ニオイに限界がある
- 浸け置き・予洗いなどの手間をかける必要がある
- 室内干しが多く日光消毒不足になる
など。
汚れやにおいは当初問題ないと感じたのですが、一定期間続けると蓄積してしまうのか、室内干しだと臭ったり、色の変化やくすみといった形で影響が出てきました。
別途漂白などが必要になったり、衣類の寿命を縮める心配も。
逆に洗剤残りでの異臭や黄ばみ、更には洗濯槽の汚れが回避できるメリットもありましたが、少ない服を高頻度で着たい(一着ごとの洗濯頻度が高い)私には向かない方法かなという結論です。
柔軟剤は使わない
水だけ洗濯を考え始めた頃、柔軟剤を使うのもやめました。
でも洗濯の仕上げにクエン酸を加えると中和されるため、ふんわり仕上がり&黄ばみ防止になってくれます。更に静電気を防ぎたい場合にはグリセリンを加えます(私は「クエン酸+グリセリン」を水で溶いて柔軟剤として使っています)。
今は洗濯槽を汚しにくい洗剤とLCRを使って毎日洗濯しています。柔軟剤を使わずとも洗い上がりには十分満足していますが、カーテン洗濯のときは静電気による埃防止に、必要な分だけ手づくりするようになりました。
これからの洗濯であり選択
その後、「叩き洗い」の目的だけならテニスボールでもよい、というちょっとショックな事実を知りました(叩き洗いを目的にする場合、洗濯機に洗濯物を入れ過ぎない=固形物が動く余地があることも大切だと思います)。
とは言え、四年前に購入したLCRが一度もカビることなく長持ちしていることと「固形物を一緒に洗濯する」という発想のきっかけになってくれたので、よい勉強代だったと思っています。ネット上の匿名情報にはつい一喜一憂してしまうのですが、振り回されないようにしなければと思いなおす教訓にも。
LCRは想像していた(商品説明にあった)効果は期待できませんでしたが、別の意味では役立ってくれました。
でももし叩き洗い用に新しいアイテムを購入する方がいるとしたら、私はスポーツ用品コーナーからオススメします。
本日の猫。
猫の手、封じたり。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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