こんばんは、ヤマネコです。
一時期は完全に使うのをやめていた塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)でしたが、今夏はとてもお世話になっています。
漂白剤と聞いて思いつくのは、塩素系と酸素系。
- 塩素系:液体・除菌や消臭などの効果が強力・しみ抜きは基本的に白い生地にしか使えない。
- 酸素系:粉末(一部液体)・比較的生地にやさしい・色柄物のしみ・くすみ抜きにも使える。
私の使い分け(買い分け)の認識はこんな具合。商品によっては例外もあるかもしれませんが、「(酸性タイプと)混ぜるな危険」の文字がある液体漂白剤は塩素系のもの、という見分け方をしています。
泡スプレータイプのかび取り剤や、パイプ洗浄ジェルなども塩素系が多いので、相当意識していないと一切使わずに生活するのは難しいかもしれません。私自身はできるだけ使わない、取り入れない、買わない、という方針で頑張っていた時期もありました。
そんなルールを今年は撤廃しています。
かつては避けていた塩素系漂白剤を改めて活用したいと思った場所は、主にキッチンです。
わが家では冷茶や竹炭浄水をつくり置くのが日課。
加えて、蒸留水をストックしておくための容器もあります。
- 過去記事:蒸留水器の3ヶ月レポ、まとめ。
それらを定期的に除菌するため、塩素系漂白剤を使い始めました。
冷茶は最初から水でつくっているので、毎日容器だけ熱湯消毒をするのはかえって手間がかかります。酸素系漂白剤を使う場合も基本的にはお湯が必要。食品対応のアルコールを使うこともあるけれど、ついでにすませたい茶渋対策(落とす・ひどくなる前に予防する)などには力不足。
結果、塩素系漂白剤(キッチンブリーチ)を使うことに。
- 空になった冷茶ポットを水洗いする(いつも洗剤は使いません)。
- ポットが満水になるよう水を汲み、規定量の塩素系漂白剤を混ぜ、二分放置(茶渋落としが目的なら三十分)。
- 二分後、中身を空にしてしっかり水洗い。においがほぼ残っていないことを確認する。
- そのまま中は拭かずに使い始める。
工程3だけは念入りに。こんな流れです。
かつて塩素系漂白剤を避けていた理由は残留成分も大きな心配ごとの一つだったのですが、しっかり洗えば問題ないと頭ではわかっているし、今となっては雑菌などが残っているほうが不安。そう考えるようになりました。
現在のわが家には冷茶ポットに洗い替えがなく、一日の大半は中身入りで冷蔵庫の中。洗った後にすみずみまで乾燥させる時間も十分にはとれません。
穀物茶(麦茶など)は菌が好んで繁殖しやすい環境になるそうなので、どこかでしっかり衛生状態をリセットさせたい。そのための塩素系漂白剤です。
効果については目に見えないものなので気休めかもしれません。それでも家族全員で安心して飲食できる環境をつくるため、できることはしておきたいと思います。それも、可能な限り簡単な方法で。
塩素系漂白剤に対しては、恐怖心を整理した上で慣れてしまえば楽でした。
- 消毒目的であれば二分ですみ、お湯の用意が不要。
- 「ついで」の用途が色々考えられる。
- 百円ショップでも買える(薬局などでは更に安い可能性がある)。
酸素系漂白剤は除菌目的の浸け置きでも数十分かかることがあります。それが塩素系の場合はかなりの時短に。
またポットを除菌する際、中にスプーンなどを一緒に挿して置いたり、二分後に排水するポット内の水を他の食器洗いに使ったり、複数の用途に回すことができるのも便利です。
最近はその塩素系漂白剤入りの水で、猫の食器(水用・ごはん用)を洗うことが増えました。ポットから排水する際、猫用の食器の中に流しこみ、ポットを洗っている間だけでも放置。ぬめりがある場合もすっきり落ちます。
やはり以前は残留成分が不安だったけれど、それは食器用洗剤でも同じこと。しっかり洗って、しっかり拭いて、除菌も終えながら清潔さを重視。それが一日置きでも、週一回になっても、定期的にリセットさせることを習慣化しています。
そしてコスパが良いのも嬉しいポイント。薬局だと百円以下(600ml)で買えることが多く、毎日使っても数週間から一ヶ月はもちました。
ちなみに酸素系漂白剤を使った後は毎回クエン酸で中和させることも心がけていたんです。ところがここ数年でそのクエン酸のお値段が高騰(二倍以上)。そんな理由からも塩素系漂白剤を取り入れたことが節約になっています。
これからの季節は気温も湿度も高く、菌の繁殖が心配になる夏場。より一層、塩素系漂白剤が手放せなくなりそう。
だいぶ慣れてはきたけれど、今後も注意は怠らずに活用していくつもりです。
本日の猫。
寝てるのかな? と覗いたところ、どうしてそんな顔なのか問い詰めたくなる表情でした。
見られるのが嫌だったのか、夢見が悪かったのか……
単に暑かったのかもしれません。今日以降の数日間、不安になる天気(気温)予報でした。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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