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キッチンに立ったら、最初に入れるスイッチ。

こんばんは、ヤマネコです。

自動的に切れるのに、こまめに入れなければならないスイッチの一つが、自分のやる気スイッチ。

寝床で目を覚まし「伸び」をすれば動き出すためのスイッチが入る。自分のデスクについて「ペンを握る」ことで仕事のスイッチが入る。玄関に置いた姿見の前で「深呼吸する」と外出のためのスイッチが入る。

決してやりたくないことではないのだけれど、なんとなく始めるまでに躊躇したり先延ばしにしたくなることが私には多いです。なぜかいつも悪い結果を想像しては逃げ出したくなる性分だから。

自分で自分の背中を押す、そんな「スイッチ」が必要でした。

 

そして最近、私には「食事のしたく」のためのスイッチもあることに気がつきました。そうすると心が落ち着く、そこからスタートしたい、そんな地盤固めのようなもの。

それが、

  1. 鉄瓶
  2. 卓上ゴミ箱
  3. 手拭きタオル

この三つを用意することでした。

気づけばここ数年、本当に毎日毎食、変わらずにここから始めています。

鉄瓶は昨年の秋に電気ケトルとの入れ替えで迎えたものだし、タオルも同じものを使い続けているわけではないけれど、「用途が同じもの」という意味で、もうずっと当たり前のようにこの三種類を用意するところから私の台所しごとが始まっていました。

 

私はもともと何かを「つくる」ということが好き。料理も好きだと思っているけれど、正確に言えば、家事としての食事の準備が好きではありません。「料理」と「食事のしたく」って、ふだんは同じニュアンスで使ってしまう言葉だけれど、似て非なるものだと思う。

本音を言えば、好きなときに豆を煮たり、ケーキを焼いたりしたいだけなんです。毎日三食(一食でさえ)日課としてきちんとつくり続けたいわけじゃない。

でもその自由をとおしたら今の暮らしが立ち行かなくなるので、必要になるのが、まずは「家事」としてこなす技術でした。

 

そのために作業しやすい空間をつくったり、レシピや道具をそろえたりと順序だてた仕組みづくりや基礎固めが大切。生活を回し、時々見直すことも欠かせません。

そして最後の一押しも。

スイッチなどなくても自然に作業を移せる人もいるだろうし、いつかは自分もそうなれるかもしれません。

でも今の私には何か切り替えるきっかけがあると安心。その「切り替わった」という意識がないと、ついダラダラしてしまうから。

いつもの道具を並べるだけで「さあ食事のしたく」とチャンネルが切り替わる。ときには無意識のまま続けていることだったりするのですが、そんな条件反射にも助けられながら、日々の家事を、自分の身体や暮らしに刻ませている気がします。

 

本日の猫。

スイッチ不要で、心から実践したいと思うのは、このだらけ具合。

常にそれで許されるのは猫だけですよね…。

かわいいは正義。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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