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使い込むほどにふわふわ、吉岡商店の蚊帳ふきん。

こんばんは、ヤマネコです。

今年のお正月から「蚊帳ふきん」を使い始めました。

同じ蚊帳ふきんでも綿100%や麻素材の製品もありますが、こちらは奈良「吉岡商店」でつくられ続けている元祖蚊帳ふきん、綿レーヨン混紡のものです。

 

蚊帳ふきんは過去にも何度か使ったことがありました。

当時のものはとくに選んで買ったわけではなく、ちょっとしたギフトなどで手に入れたもの。タオル類を統一していなかった頃の話です。

ただ使い心地のよさは記憶に残っていて、今回は自分の意志で使い始め、半年(七ヶ月)が経過したところです。

 

最初は板のように糊で固められている、蚊帳ふきん。

これをぬるま湯に浸け置くと、びっくりするほど柔らかくなります。

あとは日常的に、使って、洗ってのくり返し。

他のタオル類は使い込むほどに硬さを感じるようになりますが、蚊帳ふきんはこの半年でより柔らかく成長しました。

 

つい先日、偶然同じ蚊帳ふきんをいただき、新品と半年使ったものを比べてみました。

どちらも乾いた状態です。よれっとしているほうが使い込んだもの。

新品は糊でパリッとしていながらもガーゼのような透け感があるように見えるのですが、使い込んだものは目が詰まっています。

同じものとは思えないほど、糸がふっくら。

実は一回り小さくなりました。

素材

  • 蚊帳生地:綿 50% レーヨン50%
  • のり:さつまいもデンプン

縮んだのは、生地にレーヨンを含んでいるせいかなと。

 

綿100%の蚊帳ふきん(他社製品)も使ったことがあるのですが、そちらはあまり縮みを感じませんでした。

ただ、乾きやすさ(雑菌の繁殖しにくさ)や吸水性といった「ふきん」に求める条件のバランスが一番いいのが「綿・レーヨン混紡」だそう。

無印良品の落ちワタふきんのように薄ければ綿100%でもすぐに乾きますが、多少厚みのあるタオルなどで比べると、たしかに混紡の蚊帳ふきんのほうが早く乾くと感じます。

 

縮んでも問題ないと思えた私としては、この蚊帳ふきんの吸水性のよさ、しぼりやすさ(握力のかけやすさ)、乾きやすさに恍惚。

そして半年経ちましたが、傷むどころかより柔らかに。

落ちワタ布巾などは薄いせいで破いてしまうことが頻発していたのですが(私が加減を忘れてしぼるせい)、蚊帳ふきんは丈夫。私の扱い方でも長持ちしてくれそうだと確信できました。

 

最初は「手拭き」のタオルとして様子を見始めたのですが、今は洗濯(或いは煮洗い)乾燥後のものであれば食器を拭くのにも用いるなど、少しずつ使い方を見直し始めたところ。

これまでタオル類は綿100%にこだわっている部分があったのですが、今後はこのレーヨン混紡の蚊帳ふきんも積極的に取り入れていきたいと思っています。

 

 

本日の猫。

この写真と…

この写真は、違うときに撮影したものなのですが、最近、彼の手の揃え方がいつ見ても上品。

気づくたび、私の背筋もちょっと伸びています。
(勉強させていただきます)

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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