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カシニーナ、2年目の交換。

こんばんは、ヤマネコです。

2020年の秋から使い始めたカシニーナというゴム手袋を新調しました。

以前は短期使い捨てのニトリルゴム手袋を愛用していたのですが、コロナ禍において手に入りにくくなりました。マスクと同じく価格が数倍に跳ね上がったのです。やはり徐々に落ち着いてはきたけれど、悩んでいた当時使い始めた厚みのある塩ビのゴム手袋は、すっかり愛用品になりました。

 

夏場は使わない日もちらほらあったのですが、それでもたびたびお世話になってそろそろ二年目後半。そんな頃合いで、掃除用としていた一双の劣化に気がつきました。

(用途や場所を変えて複数愛用しており、購入時期に数ヶ月のずれがあります)

本来の表面はマットな質感のはずのカシニーナなのに、指先部分がつやつやに。一番顕著なのはその指部分ですが、実は全体に広がっており、さわると油がついているかのようにべたつきます。

 

べたつきの原因は、どうやら素材となる塩ビに含まれる可塑剤。この可塑剤は高熱や直射日光、また経年劣化などで表面ににじみ出てくることがあるそう。

わが家の場合はこの夏の高気温が理由だと思います。直射日光や蛍光灯を避けたほうが良いのは承知しつつ、こちらは乾きやすいよう北側の窓辺にかけていました。それでも紫外線を受けて傷んでしまったのだろうなと。

シンプルな経年劣化(使用期間の問題)ではないと思うのは、同時期に使い始め、他の場所で保管していたゴム手袋には同じような変化が起こっていないからです。

 

べたつく可塑剤は酸性の汚れとのことで、中性洗剤(あるいはアルカリ性洗剤)などでも落とせるようだけれど、今回は二年使った薄手のゴム手袋ということもあって買い替えることにしました。

同じカシニーナの無地を選ぶつもりでいたものの、新しく購入したのは同シリーズの柄物。

こちらを選んだのはSサイズがあることに気づいたからです。

無地のほうは、サイズがMとL。
柄物のほうは、サイズがSとM。

サイズ展開が違うのです。

最初に買ったのが無地のLサイズでした。手の大きい家族とシェアするならこれがいいかなと。次に試し始めたのが同じく無地のMサイズ。私の手には更にフィット感が高まり、それでいて厚みのある冬服のときや肌が汗ばむ夏場での着脱も問題なくできました。でも更にSサイズがあることを知って、ちょっと試してみたいなと。

調べてみると同じカシニーナの「うす手」の商品にはS~Lの三種類があるようで悩んだけれど、結局厚みを優先して柄ありタイプを買いました。

 

結果得られたのが、これまで以上のフィット感。

指先はほとんど余ることがありません。ゴム手袋自体にはほどよく厚みがあるのですが、以前より狭い場所の掃除や小さな部品の洗浄などがしやすくなりました。

こうなると、買うか迷っていた「うす手」のタイプにも興味がわきます。強度の面では厚みが必要だと思ったけれど、細かい作業をするなら圧倒的に小さく薄く、柔軟性のあるゴム手袋がよさそうだったから。

ただSサイズを選んだことで、想定どおり手の大きさの違う家族とはシェアがしにくくなってしまった。それが唯一のデメリットです。

  • 食器洗いなど、家族と共用するならMかL。
  • 掃除用など、ほぼ私専用にS。

今後はこんなルールで常備しようかなと。

 

色柄が派手だと思ったけれど、むしろ私専用のものがわかりやすくなったのは思わぬ収穫。いずれ迎える買い替えのときに他の選択肢があればまた悩んでしまいそうだけれど、今は取り違える可能性がなく、便利に活用できています。

またこういうゴム手袋は定期交換しなくてもいいのか? と衛生面での心配もしていたので、買い替えの機会を得られたのも幸いだったなと。ゴム手袋を一番重宝するのはこれからの季節ということもあり、良いタイミングでの新調になりました。

 

 

本日の猫。

今日はどうやら寒かったようで、ずっと抱っこ抱っことくっつかれ続ける一日でした。

これは家事をするためにようやく体を離したところ、抱っこのすきがあることに気づかれないよう、そっと背後から撮影しています。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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