こんばんは、ヤマネコです。
友人から「猫におやつをあげ忘れてしまう」という話を聞きました。
人間と同じで、食事量が十分ならおやつが必須ということはないと思います。ただサプリメント感覚のものやストレス解消の一環として、おやつなどで補助するのも一案だと思う。私もそういう感覚で選んで、定期的に猫たちにあげるようにしています。
その友人も以前は毎日欠かさず猫のおやつタイムをつくっていたそう。
というのも友人はフルタイムで働いており、仕事からの帰宅後、猫とふれあう時間に毎晩おやつをあげていたのだとか。ただ、むしろ催促されると断り切れずにあげすぎてしまい(かわいいから、という理由もわかります)、メインとなる食事のほうを嫌がったり肥満体にさせてしまったりというトラブルがあったそう。
とはいえ一番大事なのは愛猫の健康。一念発起して「猫のおやつを毎日欠かさない」という習慣をやめ、量や頻度を減らすことに。ところが今度は、逆にあげるのを忘れてしまうようになったということでした。
あげるのをやめた直後は猫からの要求も強烈だったようだけれど、徐々に諦めてしまったのか求められなくなり、結果的に自分も忘れてしまうようになったと。
適度、というのが一番難しい。
そんなことはない、怠慢だろうと思う方もいらっしゃるかもしれません。でも私には身に覚えがある話に、ただただ「わかる」という気持ちで聞いてしまいました。
そういうときに私が対策をとるとしたら、ルール決めから見直します。
曜日を決めるとか、偶数の日にあげるとか。量についても体重との兼ね合いで規定をつくっておき、少量が個包装されているものを選べたらそれを常備するのもいいと思う。そしてもう一つよく利用するのが、自分の行動に関連づける方法。
- 自分のお茶を淹れ直すときに、猫たちの水もくみ替える。
- 自分がお風呂に行く前に、猫たちのトイレ掃除をする。
- 自分の起床後、掛け布団をあげたら、湯たんぽを猫たちのスペースに移動する。
などなど。時間や猫の行動にあわせるよりも、自分主体でルールを決めると私は身につきやすいようです。
上述の例は毎日の行動。もう年単位で習慣化しているのですが、「隔日や週二回くらい猫におやつをあげたい」のであれば、「自分が隔日や週二回していること」に関連づけるようにします。
私なら、シーツを洗うとか、徒歩で買い出しに行くとか、その辺りが毎日ではないけれど習慣的に欠かさないこと。天候や状況に左右される行動はある意味不定期になるけれど、それでもよほどの理由がなければ一週間と開きません。関連づけたものごとも同じペースで実行できる。そんなルールになりました。
そんな話を友人としたのは、昨年末のことでした。その後どうなっているか少し気になっていたところ、最近になって別件で連絡があり、この話の後日談も聞かせてもらえました。
結果的に友人が実践したのは「猫のおやつと自分のおやつを同じ場所に収納する」という方法だったそう。
自分自身も毎日おやつを食べてしまうのをやめたいと思っていたから、猫と同じペース(週二回か三回)で試してみることにした。食べたい欲求はあるし、忘れることはない。でも猫と一緒なら我慢できる。これ以上ない理想的な管理方法だ、と。
会話の流れの中で力説されてちょっと笑ってしまったけれど、たしかにわかる、理想的。
猫のために何かをしたいと考えることもよくあるけれど、私は猫と支えあいながら暮らしているとも思います。猫に家事をお願いすることはなくても、私が家事をするための活力を猫からもらっているような。
習慣化の関連づけも、猫のために行っていることがある一方で、猫たちのほうにも私の行動の足掛かりになってもらうことが多々。
猫に限らず、誰か、何か、自分自身。基準になるものに関連づけて、様々なルールを見直しています。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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