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骨髄バンク、ドナー登録をしました。

こんばんは、ヤマネコです。  

平成の終わりに献血デビューをしたとき、骨髄バンクにも登録しました。

実をいえば、このとき献血センターに出向いた最大の目的は、骨髄バンクに登録することだったんです。

 

きっかけは、こちらのブログ記事でした。

18歳という若さで白血病という診断を下された、競泳の池江璃花子選手についてふれられた内容。筆者のとにほさんは、過去に骨髄ドナーを「経験」された方です。

 

本当に間抜けな話で申し訳ないのですが、テレビをほとんど観ない私は、このブログを拝読するまで池江選手のことを深く存じ上げませんでした。白血病の話題も、ブログ読了後に検索して知る始末。

そしてこのときまで「骨髄バンクへの登録はそんなに難しくない」というのも知らなかったんです。

 

難しくないといっても、それは登録工程の話です。遊び半分の気軽すぎる登録は、移植を待つ患者さんやご家族、多くの方へのご迷惑になってしまう(ぬか喜びさせてしまう)ので避けるべきというご意見もあり、私も納得でした。

半面、提供条件(健康状態・年齢など)に適い、意思が固まっているのであれば、登録自体は難しくなかった。

  • 登録会場(献血センターなど)で受付けし、説明を受ける。
  • 書類(登録会場でも配布されていますが、公式サイトで事前ダウンロードも可能)に記入し、会場で提出する。
  • 採血(2ml)してもらう。

その場で基本的な登録は完了します。

私は同会場で献血と同時進行していただいたので、想像よりもすんなり終わって拍子抜けするほどでした。

 

本当は献血デビューのご報告をしたとき、いっしょに骨髄バンクのことも書こうかと思ったのですが、ためらう気持ちで先延ばしにしました。

というのも、骨髄提供のドナーと患者はお互いに秘匿される(お互いの個人情報を知らされない)ため、詳細な手術の日程などの公表もしてはいけないのだそう。たとえばSNSなどで「今日、提供します!」と公言したドナーがいたら、いずれ患者さん側が見つけてしまう可能性は十分にあり、そういう事態は避ける必要があるということ。

でも私は毎日ブログを書いているので、手術で数日間休むことになったらばれてしまうのでは? とおかしな心配をしたんです。これも、とらぬ狸の皮算用というのでしょうか?

でも別の理由で休むことだってあるだろうし、いざとなったら予約投稿機能(投稿日時を指定して公開する方法)を使ってみてもいいし、何より「ドナーバンクへ登録しました」とお知らせすることで興味を持ってくださる方が増えたらいいなと。そんな欲もあって、今更ながらのご報告につながりました。

 

登録自体は個人の自由意思だと思っています。だから私が登録したという話はしても、すすめることはしたくありません。献血も、同じ。それらの安全性の高さを私は信頼しているけれど、身体への負担が一切ないことを確約されるものではないし、誰も保証はしてくれないのだから、やはり気軽にお願いしたり登録したりするものではないと思うのです。

私の場合は、いつか私や私の家族、大事な人たちが、「提供を待つ側(患者)」になる可能性があることを考えて、お互いさまになるかもしれないことなら積極的にしようかなという考えでいます。

登録から二ヶ月弱。まだ提供依頼の連絡は届かないけれど、今はできるだけ健康でいられるようにと暮らしています。

 

少し前の猫たち。

実は関東が梅雨入り(6/7)していることを知りませんでした。この、あらゆるニュースから遅れをとっている感覚、どうにかせねばと思っています……。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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