iHerbデビューと、ヴィーガンコスメ。

こんばんは、ヤマネコです。

何年も前から興味のあった「iHerb」、今年はとうとうデビューしました。

iHerbというのは、コスメやサプリメントなどを扱うアメリカの通販会社（サイト）のこと。利用する際は個人輸入という形になります。

その存在を知った十年くらい前にはよく理解しないままに「怪しげ」とか「不安」という気持ちが先に立ったのだけれど、年々私の周囲にも利用者が増え、ネットレビューを見かけることもめずらしくなくなりました。それに輸入雑貨店などで見かける商品（たとえばオーガニックを謳う商品など）が安く手に入ると聞くたび、いいなあと。とうとう不安よりも興味のほうが強くなり、この秋、思い切って初注文に踏み切りました。

iHerbについて、先にまとめてしまうと、

ほぼ日本語での閲覧、注文ができる（部分的に英語や米ドル表記）。
海外製品ながら同じものを国内のお店で買うよりはお得なことが多い。
化粧品などの多くは40ドル以上（目安として5,000円弱）のまとめ買いで日本へも送料無料。
一度の注文を15,500円以下にとどめることで意図しない出費（税金など）が防げる。
日本国内での配達はヤマト運輸や佐川急便など身近な会社。

送料無料と関税対策を加味して、5,000～15,000円を目安に注文するのがいいのかなと。あとは楽天などのネット通販に慣れていて、カード払いを選べる人なら「海外のショップ」という壁はあまり感じず、注文の難易度もさほど高くないように思いました。

買いたいものが見つかったら、まずはアカウントをつくり、ほしい商品をかごに入れ、あとは他の通販ショップと同じように注文画面を進めていくだけ。その途中で送料や配送方法についても選択ができ、場合によっては国内での配送会社も選べるようでした。

その過程もほぼ日本語対応で一安心です。

今回は5,000円強の注文で送料無料となった、ヤマト運輸を選択。注文から一週間と待たず、無事に受け取ることができました。

iHerbにはずっと以前から興味を持っていたけれど、やっぱり少し不安もあって。それでも初利用に踏ん切りがついたのは「ヴィーガン対応のコスメ」を買いたいと思ったからでした。

個人的なヴィーガン（ベジタリアン）への想いは少し前にふれたのですが、今の私は肉や魚を完全に断つ意志はないものの、「食品以外の動物製品」を減らしていきたいという気持ちで暮らしています。

100％と言い切れなくても減らすことを意識したい。それは化粧品に関しても同じ想いでした。

とはいえ直接的に「肉や魚を素材にしたコスメ」というものにはお目にかかったことがないのだけれど、もうずっと前から避けているのが着色料のコチニール。これはオーガニックコスメや身近な食品にも使われるくらい安全性は高いようなのだけれど、動物性（虫由来）の成分です。

ただ当初コチニールの別名が「カルミン」というのを知らず、十年くらい前に買ったチークにはその着色料が使われていて、後々気づいたのと同時に使用をやめました。

ふだんからあまりメイクをしない私が所持するコスメの減りは遅く、カルミンに気づいた時点でだいぶ古くなっていたのも処分の理由でした（使いやすかったケースは中身を別のコスメに詰め替えて、現状は手元に残しています）。

コチニール（カルミン）は赤系の着色料として、コスメでも常連の材料です。自然派やオーガニック製品にも採用されやすいイメージ。成分として悪質ではないものをあえて避ける場合はどんなさがし方をしたらいいのかな？　と悩んだ結果、コチニールが動物性ならば「ヴィーガンコスメ」を選ぶことで解決するのだと気がつきました。

とはいえ、日本の片田舎のドラッグストアではなかなか手に入りません。仮に見つけても高価なことが多いし、通販利用で送料まで考えると二の足を踏んでしまう。

そんなときに思い出したのがiHerbの存在で、検索してみるとプチプラのヴィーガン対応コスメがずらり。なんならiHerb内検索のチェック項目には「ヴィーガン（vegan）」という選択肢まであります。サイト内には化粧品だけではなく食品（ハーブ系のスパイスやサプリメントなど）もあるため送料無料の条件もクリアしやすく、お試し気分だった初回も負担なく買い物が楽しめました。

そうして手に入れたコスメの一つは、日本円で1,300円ほどのチーク（3g）。