こんばんは、ヤマネコです。
収納整理などで買い直したものがある一方で、手放す作業も地道に続けていました。
手放した5つのもの
今年に入ってから手放したもの。細々したものはもっともっとありますが、色々な意味で印象深かったものを5つ挙げさせてください。
収納アイテムと中身を丸ごと処分
冒頭の写真はペンタブ(パソコンで絵を描くための道具)が入っていた空き箱でした。たしか新製品が出た後で、安くなっていたものを親にねだって買ってもらった記憶があります。それがおよそ15年前(!)の話。当時からお絵かき大好きでした。
その空き箱を書類収納に使っていたのですが、このたび箱ごと中身を手放すことができました。こういうとき再利用の箱は丸ごと処分も気軽。
これが高いお金を出して買いそろえた箱だったら「次は何を入れよう?」となるのですが、今回は迷わず箱ごと処分。でも本当に長いことお世話になりました。
同じように、昨日も記事にしたような新しい収納グッズと入れ替わりで、小物入れになっていた紙箱を大量に処分。中身も見直しながら、ものの整理を続けています。
長い愛用品は劣化するまでおつきあい
それから最近、十年近く愛用していた保温ポットも手放しました。
何度かブログにも登場していた、猫型のポット。ヘリオスのものですごく気に入っていたのですが……
購入から、おそらく十年目。どうしてもお手入れしきれない劣化が止まらなくなっていました。
全体的にプラスチック素材なのですが、スクリュー蓋の溝に無数のヒビが。そこに茶渋が染みついたり、プラスチックがポロリと欠けたり、衛生的に使えないため、これも寿命と判断。
あまり気持ちのいい写真でなくてごめんなさい。
泣く泣く処分を決めつつも、ポットを十年、しかもボロボロになるまで使えたということに、妙な喜びもありました。
使い切れないものは手放すためにも手間をかける
使い切れずに手放したものもあります。
手に入れて三年目の、ネスカフェ・バリスタ。携帯会社のポイント交換でいただきました。
手軽にコーヒーを淹れられるアイテムですが、わが家のカフェスタイルを見直す中で「今は必要ない」と自発的に手放すことを決めたもの。
実はキッチンではなく、仕事部屋に置いていました。だからこそボタン一つでアツアツのコーヒーを飲めるのが幸せだったのですが、今はキッチンまで行って、のんびりハンドドリップする時間もすごく心地いいと感じられるようになりました。
手軽さも、手間の多さも、両方試して気づけたこともたくさんあったので、持ったことに後悔はありません。ただ「使い切れなかった」もの。せめて、譲渡の形で手放せたのが幸いでした。
こういうとき、中古でも使ってみたいと言ってくださる方が身近にいる(そんな人を見つけてきてくれる家族がいる)のはとてもありがたいことだなと痛感します。
意図せず失ったものと自己嫌悪がセット
それからコーヒーつながりで、情けない話なのですがコーヒーポットを割りました。
ご記憶にある方はいらっしゃるでしょうか。これは以前記事にした「十年目(今年で十一年目)のコーヒーポット」でした。その更新からほどなくして、ティーポットを割りました。
そして今回、コーヒーポットも割りました。
「十年目」としてご紹介したもの、短期間で全部割ってしまいました…………。
せめて記事にする前に割れてくれていれば、と最低なことを考えたり、冗談ではなく「夢であれ!」とか「消えてなくなりたい」と心底願ったのは、生まれて初めての経験です。
今は別の形でドリップしており、新しいポットは探していません。金輪際とは言いませんが、しばらく買うことはないと思います。反省や罰という意味ではなく、ショックが大きすぎて、ほしいと思えないのです。
家族に判断をゆだねたもの
更に最近、ティファールの電気ケトルを手放しました。
昨秋「鉄瓶」を買ったのですが、本当はそれと同時に手放せたらいいなと思っていたのが電気ケトル。ただ家族も毎日使っているものを勝手に処分したくありません。ひとまず、お願いだけしておくことに。
- 南部鉄器の鉄瓶を、電気ケトルの代わりにしたいと思っている。
- 鉄瓶が使いにくければ、電気ケトルも併用のままでOK。
- 今の電気ケトル(購入から六年目)は劣化が始まっているので、使い続ける場合は部品交換か、買い替えが必要だと思う。購入は続投を決めてから。
- いつでもいいので鉄瓶も試してみてほしい。
など。それが昨年末のことだったので、そこから四ヶ月ほど経った今月、家族から「鉄瓶で大丈夫そうなので、ケトルは処分することにした」と伝えられ、キッチンから家電が一つ減りました。
旧型ジャスティン、六年目。口元が溶け始めていました。
鉄瓶が増えているので数的にはプラマイゼロなのですが、(コーヒーポットの件で落ち込んでいたこともあり)家族が動いてくれたのが、なんだかとても嬉しかったです。
減っても増えても一喜一憂
コーヒーポットの件はショックが大きく、単純に減ってよかった!とは喜べないのですが、ポットが割れてくれたおかげで家族が事故にあわなかったのかもしれない、とか、病気にならなかったのかもしれない、そう考えることにしました。
できることなら、なんでも使い切ってから処分したい。
使えるものなら、せめて譲渡先を見つけたい。
家族の意向も聞きながら、相談しながらモノを持ちたい。
ものを減らし始めた今だからこその想い。
減らすのも増やすのも、一歩一歩と踏みしめながら続けていきます。
本日の猫。
今日は新月、願いごと手帖を開きました。
その前の、猫まみれ手帖……私も一緒に寝たかった。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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