こんばんは、ヤマネコです。
知人経由で耳にすることとなった訃報に、今日は呆然とすごしていました。
言葉を選ばないと誤解を招きそうですが、私は彼の熱心なファンだったわけではありません。ただ好感を持っていたし、あまりテレビを観なくなってしまった今でも好きな俳優さんという位置づけでした。
悲しいのは、当然。
でもこんなにショックなのは、やはり自死という方法を選んだその心情に想いを巡らせてしまうから、だと思います。
私では彼の気持ちを推し量ることなどできないし、彼をその行動に駆り立てた本当の理由がわかるわけもありません。だからきっと無意味、そうとわかっていながら色んなことを考えてしまうし、悲しみにも怒りにも似た感情が何時間もぐるぐると渦巻き続けた一日でした。
そして最後は、ただただ、今の彼が苦しみから解放されていますように、もうゆっくり休めていますように、その祈りだけに回帰します。
改めて、私は私の周りの存在を守り、支えたい、と思いました。痛みや苦しみに足をとられて倒れそうになった誰かを支えられる、そんな力を蓄えておきたい。そして心にも余白をつくっておきたい。身近な誰かが苦しんでいるとき、それに気づく余裕を持ちたい。
でも実際のところ自分のことでいっぱいいっぱいになってしまうことも多いし、今日は少し余裕があっても明日はないかもしれない、という波がある。自分の暮らす世界や、持ち続けている肉体、そこに宿る心が、ずっと穏やかでいるのは簡単なことではありません。時々大きくバランスを崩してしまうこともあって、しかも何か悪いことが重なって、あきらめてしまうのは、そんなときなのかもしれません。
それは誰にでも起こりうることで、その瞬間が訪れないように、備えながら、踏ん張りながら生きるしかないのかもしれない。そんなとき、自分を支えてくれる力があることを思い出せたら、そのわずかな余裕さえあれば、私だったらもう少しがんばれるかも。そう思う。
それを私の身近な人たちにも感じてもらえたら、と願いながら生きていきます。
本日の猫。
神妙な表情を見せる兄猫。
今日は周囲に弟猫の姿が見えません。
こういうときは少しだけ心穏やかなのかな? と思うのですが、このあと戻ってきた弟猫に自らすり寄っていく兄でした。
もう、静かすぎるのも落ち着かないよね。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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