こんばんは、ヤマネコです。
ハンモックのある暮らしを始めて、ちょうど二ヶ月が経ちました。
ハンモックのある暮らし
3月末、シフラスというメーカーの室内で使えるスタンドハンモックを購入しました。
- ハンモック(手足が伸ばせる通常の形)
- 椅子(一人用の揺れる椅子)
- 物干しスタンド(アルミパイプ付き)
3wayで使える商品だったのですが、わが家にはソファがないため当初は椅子型のままリビングに置きました。のせているのはバランスボールです。
形状変更は簡単にできるため、しばらくして通常のハンモック型に戻しゴロゴロするようになったのですが、気になっていたのは「ベッドの代用として使えるのか」ということ。
たとえばゲスト用などの用途としてです。というのもわが家にはゲスト用の布団セットがないため。そんなときにハンモックで代用できたらいいなという目論見がありました。
昼寝感覚なら最高のゆりかご
毎日5~30分くらいの昼寝をします。冬の間は寒かったので寝室で布団をかけて(或いはこたつで)休んでいましたが、最近暖かい日はハンモックを使うようになりました。
ベッドならとても心地いい眠りにつけますが、ハンモックはまた……別物ですね。ふわふわした感覚で天井を眺めたり、ちょっと高いところに上っている猫たちに見下ろされたり。時には、その猫が飛びおりてきて軽いボディーブローをいただいたりもしますが、それを加味しても寝心地はとても良かったです。
長時間睡眠は辛いかも……気づいた「本当の使い方」
そして初夏を感じ始めたこの季節、試しに一晩寝てみようとハンモックで就寝することに。わが家の場合、場所がリビングなので時々猫に起こされることはありましたが、比較的快適に休めたと思います。
が、なんと翌日全身筋肉痛のような痛みに……。
ハンモックは姿勢を固定されてしまうため、身体に合っていないと変な痛みを引き出してしまうのかもしれないと感じました。もともと寝返りはあまりしないので大丈夫だろうと思っていたのですが、それでも節々が悲鳴を上げました。
スポンサードリンク
ハンモックの正しい使い方
でもあきらめきれず、もっと快適に眠るにはどうしたらいいのだろう? と調べてみたら、基本(本場)の使い方を間違えていることに気がつきました。
「ハンモックに横になる」と言えば、生地と平行に寝るものだと思っていたのですが、ちょっと斜めに、あるいは完全にクロスするような寝方が良いのだそうです。
タテではなく、ナナメに。
最初はかえって寝づらいぞ、と思ったのですが、たしかにナナメ寝は安定するんです。何より長時間使っても身体が痛くならない!
もともとの寝方の「こもり感」を気に入っていたのですが、収まりがよすぎて乗り降り(?)がしにくいなとも感じていました。それもナナメ寝で解消。
上のイラストではバツとしてしまったのですが、そもそもシフラスの取説には左のイラストが書かれていたので「NGの寝方」というわけではないのだと思います。ただ身体が痛くなるようなトラブルがあった場合は、ナナメ、或いは十文字寝を試す価値がありそうです。
体格・寝相によっては窮屈かも
ちなみに完全に交差する寝方(+の形)も試してみたのですが、低身長の私でも生地が足りそうになかったので、私が購入したハンモックで大人が十文字寝をするのは難しそうです。
また、うちのハンモックの生地は帆布に近い布製ですが、ネットハンモックもありますよね。ハンモックの素材、サイズ、それから使う人の体型や寝相などによっても「快適な使い方」は変わりそうです。
結論
ベッドとして使うにはコツをつかむ必要がある、と感じました。
そのコツをつかむまでのプロセスを楽しめる人であれば、ベッドの代用にもなりそう。一方で、どんな使い方をしても快適! というベッドやソファとはまったく別物。誰にでも満足できる完全な代用品にはならないと分かりました。
壁にフックをかけられる環境であればスタンドも不要になり、どんな寝具にも負けないコンパクトさを誇れるハンモック。うちはスタンド必須の環境ですが、私のチャレンジ精神は十分にくすぐってくれました。
毎日この上でユラユラしながら雨の音に耳をすませたり、そばを通る猫を眺めたりしている時間は至福。
邪魔になったらたたんでおけばいいし、そのうちアウトドアにも持ち出したいなと、夢はふくらむばかりです。
本日の猫。
ハンモックの上から手を伸ばして撮影しました。
ブレまくりの写真が大半なのですが、時々良い表情が写っています。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
お気に入りテーマ。
おうちごはんを楽しむ暮らし
無印良品週間で購入したもの
大人ナチュラルファッションが好き